本文の先頭へ
韓国:建設労働者、またクレーン高空籠城
Home 検索

建設労働者、再びタワークレーン高空籠城

慶南企業、賃金団体協議を拒否... 2回目の高空籠城に突入

ユン・ジヨン記者 2010.07.16 09:51

7月15日午前5時、仁川市富開のLH現場で建設労働者(キム・テボム建設労組京畿 中西部建設支部支部長他2人)がまたタワークレーン高空籠城に突入した。

[出処:建設労組]

今回の座り込みは7月1日に軍浦唐洞慶南企業現場で慶南企業に団体協約と雇用 継承を要求し、高空籠城をしてから二回目の高空籠城だ

全国建設労働組合京畿中西部建設支部(建設労組)と慶南企業との対立は、5月か ら続いている。建設労組は5月3日から軍浦唐洞現場の骨組専門建設業者のチョ ンバク建設と賃金・団体協約のための団体交渉を行い5月26日に合意、賃金団体 協議調印式を残すだけの状況だった。

だが元請業者の慶南企業が『資金の問題で本社と相談しなければならず、工程 の支障について約束しろ」などを理由に建設労組とチョンバク建設の賃金団体 協議調印を阻止した。結局チョンバク建設は工事を放棄し、慶南企業は新しい 業者のスボク建設を選定した。

建設労組は「慶南企業がスボク建設を選び、代替人材投入を試みてストライキ 労働者との摩擦をあおっている」とし「また代替労働者の出退勤を助けるため に警察が朝夕で100人が出動、ストライキ隊伍を無力化させている」と批判した。

7月10日には朝10時と午後2時の二回、建設労組とLH公社、慶南企業、スボク建 設の参加で交渉をしたが決裂した。建設労組は決裂の理由を「慶南企業が微温 的な態度をとり続けたから」と非難した。交渉は16日午前、慶南企業本社の立場 を再確認した後に再開する予定だ。

2人の建設労働者は高空籠城で、△慶南企業は団体協約および雇用継承に積極的 に乗り出すこと、△労働部は不当労働行為をしている慶南企業への徹底した調 査を実施すること、△LHは合意事項を破り工事を放棄したチョンバク建設への 強い警告と是正措置を取るよう要求している。

一方、建設労組は16日午後2時、軍浦唐洞LH現場慶南現場の前で『不良施工中断、 建設労働者ストライキ闘争勝利決意大会』を開く予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-07-17 01:09:38 / Last modified on 2010-07-17 01:09:42 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について