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韓国:金属労組、85%の組合員がスト賛成
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金属労組、85%の組合員がスト賛成

9日から警告スト強行を予定

ユン・ジヨン記者 2010.06.07 11:42

金属労組は組合員83%のストライキ賛成決意で、6月9日と11日に予定されていた 警告ストライキを強行する予定だ。

金属労組は5月26日から28日まで、そして今月1日から4日まで二度にわたり、組 合員35585人を対象に2010年賃上げおよび団体協約更新のためのストライキ賛否 投票を進めた。

その結果83%にあたる29600人がストライキに賛成し、これにより警告ストライ キを9日と11日に各々進める予定だ。労組は5月25日、中央争議対策委員会で9日 と11日に警告性ストライキを始め全面ストライキの規模を広げることを決めた。

金属労組は今年は、△労組活動保障、△基本給引き上げ、△社内下請け制限、 △労働時間上限制度、△最低賃金引き上げを要求案として使用者側に提出し、 これに基づいて3月25日の中央交渉顔合わせから各交渉単位別に交渉を行ってきた。

金属労組では「労組はストライキ開始予告日のはるか前にストライキ闘争計画 を明らかにしたのに、使用者たちは誠実交渉と労組要求案を受け入れる決断を せずにいる」とし「その上、政府は地方自治体選挙が終わった3日、『勤労時間 免除限度適用マニュアル』を発表し、労使対立を助長している」と主張した。

続いて「そのため労組は6月9日に予告した警告ストライキを始め、労組活動の 保障などを含む賃上げおよび団体協約更新闘争に出る」と明らかにした。

一方、金属労組は6月8日に全面ストライキ突入宣言記者会見を行い、労組の要 求をはじめ警告ストの規模と今後の闘争計画などの公式立場を発表する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-08 04:34:32 / Last modified on 2010-06-08 04:34:34 Copyright: Default

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