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韓国:ヴァレオ空調コリア労働者、140里全国徒歩行進に突入
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ヴァレオ空調コリア労働者、140里全国徒歩行進に突入

3日に昌原からソウルまで、15日間「直接交渉を必ず勝ち取る」

カン・ジョンジュ(金属労組編集部長) 2010.06.04 11:55

ヴァレオ資本の一方的工場清算に対する闘争8か月、ヴァレオ空調コリア労働者 が工場正常化と生存権保障のため昌原からソウルまで1400里(朝鮮里)の徒歩行 進を始める。

金属労組忠南支部、ヴァレオ空調コリア支会、忠南地域組合員で構成された 『ヴァレオ資本糾弾、工場正常化および労働者生存権保障のための1400里全国 徒歩闘争巡回団(以下徒歩巡礼団)』は6月3日、慶南道昌原から15日間、釜山、 慶州、大邱、天安を経て、ソウルまでの560km徒歩行進を行う。徒歩巡礼団は、 行進最終日の17日、ヴァレオ韓国支社がある汝矣島63ビルの前で集会を開いて 日程を終える。

▲5月12日ソウル市汝矣島で開かれた金属労働者スト闘争勝利決意大会に参加したヴァレオ空調コリア支会組合員がデモ行進している。[出処:金属労組シン・ドンジュン]

支会は、2009年10月、会社が一方的に会社清算を発表し、バイク便で全組合員 に解雇を通知した後、8か月間、生存権保障の闘争を続けている。5月6日には労 組の副委員長と支会組合員で構成された遠征闘争団がフランスで3次遠征闘争に 出かけた。遠征闘争団はフランスのヴァレオ本社を対象に、韓国工場清算事態 解決の直接交渉を要求して本社前野宿座り込みなど、30日余日間力強い闘争を 行っている。だがヴァレオ資本は相変らず交渉を拒否している。

そのため徒歩巡礼団は「今回の徒歩行進で遠征闘争団活動に弾みをつけ、全国 にヴァレオ資本の不当な態度を知らせる過程を通じ、直接交渉を成功させる」 という計画だ。また、徒歩巡礼団は15日間、サムスン空調、テミョン精密、平 和ヴァレオなど、ヴァレオ資本が投資する会社を訪問し、宣伝戦と集会などを 進めてそこの労働者に外国企業の横暴を伝える予定だ。

徒歩巡礼団団長の支会ヨム・ドンヒ主席副支会長は「資本が不当労働行為を行 い、労働者をどんどん解雇している。労働者が解雇されれば生存権を保証させ る方法がない」とし「フランス本社では韓国の状況と私たちの闘争を正しく知 らないようだ。今回の闘争でヴァレオ資本に私たちの意志をきちんと伝え、全 国の労働者、市民に私たちの正当な闘争を知らせたい」と徒歩行進の意味を伝 えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-05 00:30:41 / Last modified on 2010-06-05 00:30:45 Copyright: Default

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