本文の先頭へ
韓国:スト現場に会社職員の車が突進
Home 検索

韓国:スト現場に会社職員の車が突進

蔚山建設機械支部ストライキ現場...会社職員の車が突進、組合員が怪我

「お前ら一度死ね」

チョ・ソンウン記者/ 2010年04月19日22時45分

温山新一般産業団地蔚山建設機械支部のストライキ現場で4月19日午後12時40分 頃、会社側職員の車両が平和に宣伝戦をしていた支部の宣伝カーに突進し、チャ ン・ヒョンス支部事務局長をはじめ4人の組合員が全治2週以上の怪我を負った。

▲温山新一般産業団地ストライキ現場にいた蔚山建設機械支部宣伝カー(右側)が00産業代表金某氏と職員2人の車両(左側)とぶつかり、後側がへこみ右の扉が落ちた(写真=蔚山建設機械支部).

支部の宣伝カーは廃車になるほど深刻に破損した。

中央病院応急室で会った被害組合員は「温山新一般産業団地のストライキ現場 で宣伝戦をしているとき、00産業代表の金某氏(現代産業開発下請け業者の00開 発にダンプを配車している)と会社職員2人が乗った改造ムッソー車両が何の予 告もなく支部の宣伝カーに突進した。死ねという調子で後から突進し、宣伝カー にぶつかった。衝突直後に衝撃で宣伝カーの扉がはずれ、車に乗っていた人々 は首と腰に大きな衝撃を受けた」と話した。

ある組合員は「3月1日からストライキに入った。ストライキ50日ほどになる。 今日は機種別ストライキに突入した。00開発の所長は昼食を作って宣伝しろと 言い、本当に平和に宣伝戦をしていた。ところが金某氏がお前たち一度死ねと いう式で突進してぶつかってきた。非常に計画的だった」とし「00開発は車主 を呼び、君いくらでやるか、誰かはいくらだといったなど、互いに仲間割れさ せて、賃貸料のダンピングを誘導する悪徳企業だ」と糾弾した。

温山新一般産業団地の中の現代産業開発をはじめとする建設会社は標準賃貸借 契約書を頑強に拒否し、10時間労働を主張しているという。

事件直後、蔚山建設機械支部は、温山新一般産業団地ストライキ現場に集まり、 抗議集会を繰り広げている。

支部は「事件処理(真相究明、責任者処罰、再部屋防止対策用意など)の前まで 現場を停止させろ」という要求を会社側に伝え、「回答がなければ全国の隊伍 を集結させても必ず懲らしめて問題を解決する」という決意を明らかにしてい る。(記事提携=蔚山労働ニュース)

▲全治2週の傷害を負った蔚山建設機械支部組合員が中央病院応急室で治療を受ける準備をしている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-05-03 12:31:46 / Last modified on 2010-05-03 12:31:48 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について