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韓国:現代車全州闘争、金属労組の闘争に
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現代車全州闘争、金属労組の闘争に

[チャムソリ]金属労組の総雇用保障闘争本部、全州工場で決意大会..今月末に金属労組集中闘争

パク・ジェスン記者/ 2010年03月21日14時16分

総雇用保障を要求し、元下請共同闘争を展開している現代自動車全州工場の 労働者闘争が金属労組全体の闘争に大きくなっている。

全国金属労組総雇用保障-労働者を生かす非正規闘争本部は3月19日、残業拒否 闘争を行っている現代自動車全州工場正門で決意大会を開き、非正規職解雇の 中断を要求した。

▲金属労組が主催する総雇用保障要求決意大会が開かれた。

現代自動車全州工場の元下請労働者は、非正規職18人の整理解雇に反対し、こ の日三回目の残業拒否闘争を行った。非正規職支会は先週に続いて20日と21日、 特別勤務拒否闘争を行う。

これと共に金属労組は中央執行委員会で、3月末に全国の幹部が参加する 集中闘争を展開することにした。

▲現代自動車全州非正規職支会のある幹部がシュプレヒコールをあげる。後ろに「解雇は殺人だ、解雇を中断しろ」という横断幕が見える。

▲キリュン電子をはじめ、金属労組所属の代表的な非正規職事業場労働者が参加した。

この日の決意大会は、現代自動車全州工場元下請労働者だけでなく、キリュン 電子、GM大宇非正規職、現代自動車非正規職、現代ハイスコ非正規職、双竜車 支部など、金属労組所属の代表的な非正規職事業場が参加した。

金属労組のキム・ヒョンウ副委員長は大会発言で「全州工場元下請共同闘争が 正規職・非正規職連帯闘争の模範」と強調した。続いて「全州工場闘争が無分別 な解雇を防ぐ初めての出発だ。さらに強く闘争しよう」と訴えた。

現代自動車支部全州委員会のイ・ドンギ議長は『美しい闘争』と呼ばれることに 対して「労働者がそれだけ守勢に追い込まれ、押されている現実を証明する」 と述べた。当然のことが間違っている現実という説明だ。

現代自動車全州非正規職支会のカン・ソンヒ支会長は「全州工場は『私さえ違 えばいい』という資本の思想と『一緒に暮らして、労働者は一つ』という労働 者団結の思想が激しい闘いを繰り広げている」と現場の激しさを説明した。

▲全州工場正門に設置された座り込みテント出入口の「解雇するな」という文句。

カン・ソンヒ支会長は「全州工場元下請労働者は、労働者団結の思想で必ず資 本の思想に勝つと信じて闘争する」と決意を明らかにした。

一方、最近、現代自動車鄭夢九会長が株式配当金を328億を受けたと知らされた。 金属労組の計算によれば整理解雇すると明らかにした非正規職労働者18人の72 年の賃金になる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-04-04 09:41:16 / Last modified on 2010-04-04 09:41:17 Copyright: Default

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