「お前らたちはうちの職員だ」...「名ばかり社長」が記者会見

「座込者は勤務地離脱者、解雇事由になる」と脅迫

現代車非正規労働者の蔚山第1工場占拠座り込みが19日目になる中で、12月3日、 現代車(株)の社内協力社代表約90人が占拠座込場の1階で業務に復帰を要求する 記者会見を行った。

社内下請業者の代表は「不法占拠に参加する人々は現代車とは直接雇用関係が なく、『現代車非正規職』という用語自体が成立しない協力業者の職員だ。彼 らの人事権と労務指揮権も当然われわれ代表にある」と主張した。

また、今回の事態の「直接的な当事者は社内協力業者とその職員」とし「勤務 地を無断で離脱して会社の業務を深刻に妨害している。これは所属会社の社規 に違反する行為で、すべて『解雇』の理由になる」と述べた。

現代車支部(正規職労組)の関係者は、協力業者の代表らが記者会見の後、占拠 座込場に進入を試みたが、支部幹部が阻止し、座込場への進入は失敗したと伝えた。

このうち非正規労働者は座込場入口の階上で『名ばかり社長は退け』とシュプ レヒコールをあげた。階段を守っていたある組合員は「名ばかり社長は私たち とは何の関係もない人」とし「本当の社長は鄭夢九会長」と話した。

別の非正規労働者も「今まで名ばかり社長は何も私たちにしなかった。私たち がここで正規職で転換されて出て行けば失業者になる人だ」とし「昨日まで、 解雇脅迫の携帯メールを送っておいて、今になって復帰しろというのは、出庫 車両に不良が多く、もうアルバイトで車を作るのが難しいからだ。会社はやら せてきたが、われわれは正規職になるまで座り込みを解かない」と伝えた。 (蔚山=メディア忠清、蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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