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韓国:現代車第1工場、一部ラインの生産再開不透明
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現代車第1工場、一部ラインの生産再開不透明

使用者側、「稼動計画ない」

合同取材チーム 2010.12.02 19:30

生産が再開されると予想されていた現代車蔚山第1工場の12ラインが稼動しなかった。

現代車使用者側が非正規労働者占拠ストライキで生産が中断している第1工場の ペルナ車種を生産する12ラインを再稼働するという計画により、早ければ今日 から12ラインでの生産が再開されると予想されていたが現在のところ12ライン は稼動していない。

これに関して現代車広報室の関係者は電話で「第1工場の稼動計画は全くない」 と、12ライン生産再開計画自体を否定した。

一方、第1工場正規職労働者のA氏は「使用者側が第1工場12ラインを稼動させる という立場を第1工場事業部に伝えてきた、そのために塗装工程の途中で止って いる11ライン車種(クリック、アクセント)の車体を取り出す作業をしたが、仕 掛の300台ほどの車体すべてを取り出せず、現在、生産再開準備が中断している」 とし、「ラインの稼動がいつになるかは不透明な状況」と伝えた。

12月1日、現代車のカン・ホドン副社長が直接社内放送で「第1工場は、残業、 特別勤務の中断に続き、休業措置も深刻に考えなければならない状況」と言っ たのと反対に、水底では一部のラインでの生産再開を試みて中断した背景に 疑問が提起されている。

これに関してある労組関係者は「12ラインの生産を労組が阻止すれば休業に入 るという名分を作る作業ではないか」とその背景を推測した。(蔚山=メディア忠清、 蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-12-03 04:02:36 / Last modified on 2010-12-03 04:02:37 Copyright: Default

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