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韓国:現代車非正規職支会、使用者側暴力の映像を公開
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現代車非正規職支会、使用者側暴力の映像を公開

シート1部の組合員など35人、告訴状の提出を予定

合同取材チーム 2010.11.19 12:04

15日の現代自動車の非正規職組合員暴行を立証する映像が公開された。

[出処:映像キャプチャ]

現代車非正規職支会は11月19日午前、現代自動車文化会館現代車支部労働大学 院で記者懇談会を開き、該当映像を公開した。この映像には11月15日の午前、 シート1部組合員の工場出入の過程で、使用者側管理者と用役職員が組合員を殴 打する場面が含まれている。

[出処:映像キャプチャ]

組合員たちは、使用者側の暴力行為に対して抗議し続けてきたが、使用者側は これまで暴力行為を否定してきた。使用者側は18日に発表した談話で「彼ら(組 合員たち)はボルトを投げ、消火器を噴射するなどの不法暴力もはばからず、こ れを阻止した管理者の一部が鼻の骨を折るなどの重傷を負った」と主張した。

また、19日には宣伝ビラで「(組合員たちが)あらゆる不法行為と暴力を動員し ている」と主張した。だが今回の映像の公開で、現代自動車は暴力行為に対す る責任は避けられそうにない。

今回の懇談会では、当時暴行を受けた組合員が参加して状況を証言した。15日 午前に暴力を受けたシート1部のチョン・ジニョプ組合員は、「15日午後14ライ ンに待機していた組合員に300人ほどの使用者側管理者と用役が奇声をあげなが ら駆けより、粉末消火器を噴霧してボルトを投げ、催涙液と消火水をかけた後、 再び工場にあったフレームなどの鉄の塊を投げた」とし「引き出される過程で ジャンパーを顔にかぶせて継続的な殴打を加えた」と主張した。

また使用者側は引きずり出した組合員を全員、工場の入口に待機していた警察 官に引き渡し、警察も彼らを連行した。17日にも使用者側は17人の第3工場組合 員を強制的に車に乗せ、東部警察署に引き渡した。これに対して使用者側は、 業務妨害の現行犯で警察に引き渡したと説明している。

だが蔚山労働法律院のチャン・ソクテ弁護士は、「シート1部の状況と17日の第 3工場の状況は、どちらも工場が稼動する前なので業務妨害罪は適用できない」 とし「また、現行犯逮捕も腕を捉むなどの行為を越え、暴力をふるったため明 らかに不法」と説明した。そのためシート1部のチョン・テゴン代表をはじめと する35人の組合員は、19日午後2時、東部警察署にカン・ホドン現代自動車副社 長を含む13人の使用者側管理者を暴力行為などの処罰に関する法律違反で告訴 状を提出する予定だ。(蔚山=蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-19 20:40:24 / Last modified on 2010-11-19 20:40:26 Copyright: Default

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