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韓国:現代車シート事業部非正規職組合員が出勤闘争
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「名ばかり社長の雇用継承にN0、鄭夢九が直接雇用しろ」

9日、現代車シート事業部非正規職組合員が出勤闘争

チョ・ソンウン記者 2010.11.09 12:07

現代車非正規職支会シート1部の組合員は11月9日午前7時、現代車蔚山シート工 場前で出勤闘争をした。

風も吹き、体感温度は零下圏の天候だったが、40人ほどの組合員が朝の出勤闘争 に参加した。

6日先に迫った退けない闘争を控え、組合員たちの話を聞いた。

若いある組合員は「非正規職暮しが当然だと思っていたし、初めはよく知らな かったが、一つ二つと知ってから、これまで権利を持てなかったことがくやし い。これから自分で権利を探す生活を送る」とし「今のように暮したくないと いう願いを込めて、闘争して必ず勝利する」と自信を示した。

他の組合員は「こんな生活はおわらせたい。一緒に働いて、ひとつの工場の中 で差別されて... 子供たちも非正規職になるかもしれないと思い、奴隷契約を 拒否する」と力強く話した。

頭が白いある組合員は「闘争の時期が前倒しになった。予定された手順だ。組 合に加入して、覚悟した。下請け社長がいくら雇用継承すると懐柔しても、私 たちの原則は鄭夢九が直接雇用しろということだ。この原則を大きな枠組みで 決して修正できない」と断固として話した。

現代車非正規職支会シート事業部のキム・ウンヒョ代議員は「闘争準備はでき ている。今回の戦いはシートだけの戦いではなく、不法派遣闘争の開始だ。骨 を埋める覚悟で戦いを準備している。もう刃はすべて研がれている」とし「も う非正規職暮しを子供に残せない。シート1部、シート2部の使用者側がいくら 懐柔して分裂させても、組合員の精神は武装されている。使用者側の弾圧と懐 柔がむしろ組合員を癒す薬だ」と強調した。

続いて「ドンソンの名ばかり社長が来た。名ばかり社長がいくら甘言で組合員 を懐柔しても、もう最高裁判決があったのだから勤労契約を拒否することに決 めた」とし「組合員たちは全く恐れていない。30日に良才洞上京闘争をした時 に感じた。この闘争はおもしろい。この闘争を楽しくやる。この闘争はいい加 減にはできない。楽しく15日を迎える」と決意を明らかにした。

シート事業部の組合員たちは、月火木金の事業部出勤闘争を行い、昼食時間と 夜食時間に宣伝戦をしている。そしてシート独自のビラも発行している。

キム・ウンヒョ代議員は「シート事業部の代議員は10日の本館集会の時、支会 の全組合員の前で削髪して闘争を決意する。決して退くことも、負けることも できない闘争を決意する」と述べた。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-10 16:58:28 / Last modified on 2010-11-11 09:28:09 Copyright: Default

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