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韓国:ソウル広場で全国非正規労働者大会開催
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「勤労基準法を守れ」と叫ぶ『21世紀の全泰壹』たちが一か所に集まった。

10月30日、全泰壹40周年行使委員会と民主労総の共同主催で、ソウル広場で 『非正規労働者全国労働者大会』が開かれた。

5時半から開かれた労働者大会で、5000人の非正規職労働者たちは「死なずに、 病気にならず、怪我をせずに働きたい」とし、勤労基準法遵守と非正規職撤廃 を叫んだ。

▲現代自動車社内下請労働者

彼らはまた6大要求として、△間接雇用撤廃、派遣法廃棄、不法派遣正規職化、 △間接雇用労働者元請使用者責任認定、△非正規職法廃棄および使用理由制限 導入、△特殊雇用労働者労働基本権保障、労災全面適用、△移住労働者労働許 可制(労働ビザ)導入、強制摘発反対、△最低賃金法改悪阻止と最低賃金現実化 を押し出した。

女性連盟のイ・チャンベ委員長は、最低賃金の現実化を主張した。

彼女は「今年の夏、猛烈な暑さでアセモが出て病院に運ばれ、2〜3週間座り込 みをしたが、最低賃金はやっと5.1%上がっただけだ。週40時間、1か月働いても 85万ウォンしか受け取れない」とし「正規職、政界、大型産別労組が立ち上が り、全国民が共感できる国民賃金交渉闘争にしなければならない。全国民が立 ち上がって最低賃金を現実化して生活賃金勝ち取ろう」と話した。

▲全国巡回徒歩で釜山からソウルまで727kmを歩いてきたパク・テギュ民主労総特殊雇用対策委議長

全国巡回徒歩で、釜山からソウルまでの727kmを歩いてきた民主労総特殊雇用対 策委のパク・テギュ議長は、今までの連帯闘争は間違っていたと声を高めた。

「ソウルまで歩きながら、多くの闘争事業場を見てきた。長ければ6年、千日を 越える闘争場も多い。私たちが連帯を叫んで、果たしてどれくらい連帯したか。 多くの仲間たちが連帯していれば、6年も闘っただろうか。何がそんなに悪くて、 家の中を滅茶苦茶にしてまで戦わなければならないのか。政府は何をしたのか、 労組は何をしたのか。労働基本権は労働者の飯で、コメだ。その労働基本権を 放棄できずにここまで歩いてきた。口だけの闘争ではなく、つらく苦しいほど 連帯して、勝利しよう。特殊雇用労働者も病気の時、他の労働者のように治療 を受けて健康な体で働ける権利を勝ち取れるように闘おう。」

代表的な長期闘争事業場である学習誌労組の才能教育支部長と金属労組ドンヒ オート支会長も舞台に上がった。

ユ・ミョンジャ才能支部長は、「24時間、用役チンピラの暴力にさらされて道 路で千日以上たたかう非正規職労働者がいる」とし「非正規職労働者ではなく、 すべての労働者と差別されることなく共に働けるように絶叫する非正規職労働 者の闘争に、共に怒り、戦ってほしい」と話した。

ドンヒオートのイ・ベギュン支会長は、「資本は非正規職労働者をあと一歩後 ずさりしたら転落する断崖に追い詰めて、落ちて死ぬか、あるいはオレのズボ ンの裾を捕まえろという」とし「ズボンの裾でなく、喉をつかもう。闘争で私 たちが全泰壹になろう」と叫んだ。

▲ユ・ミョンジャ才能支部長

民主労総のキム・ヨンフン委員長は、「この社会にこれほど非正規職があふれ ているのに、民主労総がきちんと防げなかった」という反省で発言を始めた。

彼は「李明博大統領が公正な社会を語るが、OECD国家で韓国は一番労災事故率 が高い。特殊雇用労働者という理由で労災保険が出ないのは公正な社会か。不 公正な下請けを改善しない『共生』がどこにあるのか。G20首脳会議の議長国で、 世界経済の仲裁役をすると興奮しているが、国内の事案を解決できない国際仲 裁者がどこにいるのか。定年延長を法制化すると言うが、どの非正規職に定年 があるのか」と批判の声を高めた。

そして「民主労総が先頭に立ち、非正規職のない世の中、本当に平等な世の中 を作るために努力する」と宣言した。

▲現代自動車社内下請労働者[出処:N]

一方、今年のイ・ヨンソク労働烈士賞は、慶北一般労組が受賞した。イ・ヨン ソク、ノ・ドンヨル思想事業会は「業種の差を越え、非正規職闘争に連帯した」 と選定の理由を述べた。

慶北一般労組のキム・ホンジュ副委員長は「全身で闘うキリュン電子の仲間た ち、今も命賭けで闘うドンヒオートの仲間たちのことを考えると恥ずかしい」 とし「もっと非正規職闘争に連帯しろという鞭だと思う」と受賞の感想を述べた。

7時からは全泰壹40周年記念文化祭が続いた。

▲全泰壹烈士のお母さん李小仙

文化祭に参加した李小仙オモニは、「労働者が血の汗を流し、これほど成長さ せた。労働者が主人なのに、主人をこのように後ろ足で蹴飛ばし、基本権も奪 い取るのを見ていると腹立たしくてしかたがない」とし「一つになれば、でき ないことはない。非正規職、正規職の区別なく、一つになって基本権をまた取 り戻すように団結して闘争しよう」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-10-31 22:36:13 / Last modified on 2010-11-02 20:18:58 Copyright: Default

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