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特別勤務せず非正規大会に参加すると『不法』?

不法派遣をめぐる対立高調...100人が集まってキャンドル

チョン・ジェウン記者 2010.10.29 08:08

現代車牙山工場社内下請企業等は、非正規労働者が特別勤務をせずに10月30日 の全国非正規労働者大会に参加することは『不法争議行為』と釘をさした。

チサン企業は『30日土曜の特別勤務を集団で拒否する行動が予定されているこ とを憂慮』するとし『30日の特別勤務を集団で拒否して集会に参加するのは、 集団的休日勤労拒否で、現行法上の争議行為であり、その目的と手続きなどで 正当性がなく、不法ストライキに当たる』と明らかにした。

『不法ストライキ』に参加すると『現行法の業務妨害罪と懲戒責任などになる ので、事後に厳重に人事上および民事・刑事上のすべての措置を取る』とし 『不法行為に参加せず正常な勤労を提供しろ』と要求した。

現在まで6つの下請け業者がこれと同様の内容を非正規労働者に公示した。

[出処:現代車牙山工場社内下請支会]

こうした業者側の論理は、集団的な年次、特別勤務拒否が『争議行為』に当た り、目的と正当性がない『不法』だということだ。

しかし大法院の判例では、集団的な年次、特別勤務拒否は争議行為と見なされ るが、『不法』行為規定は論争の余地がある。

業者側の主張に対し、金属労組所属現代車牙山工場社内下請支会は憲法が保障 する集会結社の自由を侵すだけでなく、現代車と社内下請業者がすでに不法派 遣という『不法』を行っているので正当性のない論理だと反論した。

支会は大法院判決で現代車の不法派遣がはっきりし、多くの非正規労働者の 『正常な勤労』ではない『不法な勤労』で現代車が利潤をあげてきたと声を高 めた。

また、現代車が慣行的に実施している生産特別勤務は、延長勤労時間の超過に よる勤労基準法違反で、非正規労働者は現代車、下請け業者と特別勤務実施に よるいかなる合意もしていないと主張した。

支会のオ・ジファン教育部長は「特別勤務拒否が恐ろしくて、不法のイメージ で非正規労働者を萎縮させる意図だろう。30日の特別勤務拒否はたった一日、 不法な労働をしないということだ。私たちこそ一日でもはやく現代車から不法 派遣、非正規職を撤廃し、正常な労働を提供したい」と伝えた。

懲戒、暴力事態、『偽装廃業』...

30日の全国非正規労働者大会出席の件だけでなく、不法派遣問題をめぐり現代 車、社内下請業者と支会の対立はますます深まっている。

セクハラ被害者を解雇したK物流は11月4日に廃業を予告し、新規業者として入 る予定の業者が経歴職社員を中心に新規採用広告を出したのも議論になっている。

経歴職社員で新規採用するということは、事実上、業者の社長が変わるだけで、 非正規労働者の勤続年数とは無関係に新入社員として入社することを意味する。 2年以上働いた製造業社内下請労働者は正規職として採用しろという大法院の判 決が色を失う。また非正規労働者の勤続年数、勤労条件が継承されるかも疑問だ。

被害者代理人のクォン・スジョン氏は「K物流では97年から7回業者が変わった が、被害者のように14年間働いた労働者は11月5日付で全員新入社員になる。2 年以上働いた非正規労働者は正規職で採用すべきだが、不法派遣問題を静める 意図が伺える」と話した。K物流はセクハラ事件が発生し、社長の『健康上の理 由』で廃業を宣言、すでに偽装廃業という議論がおきている。

また、ソン・ソンフン支会長が所属するポグァン産業は、ソン支会長を28日に 減給3か月の懲戒をした。26日、支会は懲戒委を開かせず、当時の元請会社の現 代車が社内下請支会を日常的に労務管理をしてきた情況を含む音声録音ファイ ル2本を公開した。

出勤闘争、チラシ配布、1人デモ、昼食集会などで暴力事態が発生するなど、支会 は現代車-社内下請業者により、日常的な労組活動も妨害されている。

これに関連して『非正規職ない忠南作り運動本部』は約100人を集めて28日午後 6時30分から2時間ほど、現代車牙山工場正門前で『現代車社内下請不法派遣正 規職化、派遣撤廃、クミャン物流廃業糾弾忠南地域集中キャンドル文化祭』を 開いた。

多くの昼夜間出退勤バス、乗用車が行き来する時間にはピケとキャンドルを持っ て宣伝戦をした。

チョン・ウォンヨン常任共同代表は、「現代車牙山工場、蔚山工場キャンドル を全国的に発展させなければならない。21世紀、李明博政権が公正社会と言う 社会で暮しているのに、相変らず人商売が横行している。非正規労働者の搾取 には、現代車と鄭夢九会長が先頭にいる。労働者性により、地域労働者、正規 職-非正規職共同闘争で現代車を圧迫しよう」と伝えた。

一方、忠南地域の政党・市民社会団体の各界各層を網羅する『非正規職ない忠 南作り運動本部』は10月21日に初の代表者会議を開き、構成された。(記事提携 =メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-10-30 07:35:59 / Last modified on 2010-10-30 07:36:00 Copyright: Default

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