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韓国:蔚山現代車正門「キャンドルは拡大する」
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「こうして闘うみなさんが私の希望だ」

蔚山現代車正門「キャンドルは拡大する」

チョ・ソンウン記者 2010.10.25 11:02

毎週金曜、現代車正門の前には「不法派遣撤廃正規職化闘争勝利」のキャンド ルが灯る。10月23日午後8時にも、やはりキャンドルは灯った。

10月12日、現代車のカン・ホドン副社長は、国政監査場を資本の「政治扇動の 場」にして「階級闘争」を宣布した。これに対し、現代車非正規職労働者たち は正規職と非正規職の連帯闘争を通じ、元請救社隊の元請封鎖を突破して組合 員教育を成功させ、資本が配置した分裂を克服する方法を学んでいる。団結と 連帯の中で、現代車非正規職労働者は闘争の安定感を取り戻し、自らの力を確 認しながら直接行動をしている。

毎週金曜の現代車正門キャンドルもまた、カン・ホドン副社長が宣布した階級 闘争に対する小さいが大切な準備だ。

[出処:蔚山労働ニュース]

この日のキャンドル文化祭には、現代車非正規職支会のイ・サンス支会長をは じめ代議員と2工場解雇組合員、非正規職ない工場作り元下請労働者現場闘争団、 蔚解協、進歩新党蔚山市党、労働者勉強会、現代重社内下請支会、社会主義労 働者政党建設共同実践委員会など40人ほどの労働者が参加した。

「組合員は現場で自信を持って闘争を展開している」

現代車非正規職支会のイ・サンス支会長は「100人ほどが整理解雇され、執行幹 部が監獄に行った記憶もある。会社は幼稚でひどい。人間としてこんなことが できるのか訊ねたい。お母さんを脅迫し、労組脱退を強要するのが今の現代車 の姿」とし「だが、困難の中、現場から組合員の仲間たちが自信を持って闘争 を展開しつつある」と話した。

続いて「カン・ホドン副社長は、国政監査で直接雇用の意思がないと述べ、大 法院の判決が間違っていると違憲申請をした。これは、彼らが今、不法派遣を しているが間違いだと認める行為だ。高等法院の確定判決まで待てないようだ。 11月12日は牙山の仲間たちの高等法院の宣告期日だ。会社は気になってしかた がないようだ」と会社を糾弾した。

イ・サンス支会長は「30日に特別勤務拒否・上京闘争を決意した。今日の昼食 集会には230人が集まったが、半分は行くことにした。誰が行く行かないという のではなく、ソウル上京闘争に行けない仲間たちは特別勤務拒否を約束した。 行けなくても共にすることにした」とし「誓約した通り、訴訟を取り下げさせ る方式でなく、互いに少し遅れて動きは違っても、互いに理解して組合員自身 が自分で約束する闘争になれば、もっと力強い不法派遣闘争ができる」と強調 した。

また「今、支会の幹部は懇談会に、集会に、教育に、上京闘争まで、さらに署 名用紙も回して、会社が組合費の徴収を拒否するのでいちいち受け取りに回ら なければならず、全てが大変だが、幹部組合員の仲間たちはこれらすべての仕 事をしっかりやり抜いている。今回の闘争は後戻りができない。組合員の仲間 たちと共に、必ず勝利すると信じる」と決意を述べた。

「正規職・非正規職連帯が、不法派遣闘争勝利の道」

現代車支部のチョン・ドンソク組合員は「現代車は特別交渉を拒否した。カン・ ホドン副社長は、正規職化すれば雇用不安がくるという。しかし社内留保金を 解除すれば、すべての非正規職を正規化できる」と現代車を糾弾した。

続いて「現代車は非正規職の仲間たちを弾圧している。牙山の女性組合員がセ クハラされたのに、逆に解雇された。その上、業者を廃業させた。組合員を告 訴告発している。しかし現代車非正規職の仲間たちはみんな固く団結している。 本館集会に400人、500人、700人と、全組合員の60%が現代車本館抗議闘争に参 加している」とし「第1工場の使用者側は、366人の余裕人員を通知したが、非 正規職・正規職の労働者が連帯して余裕人員を粉砕した。むしろ10人の新規人 員を補充したほどだ。第1工場の3人の代議員は、不法派遣撤廃正規職化の要求 を掲げ、それも1回で当選した。不法派遣闘争に正規職労働者たちがもっと連帯 すれば、近い将来、勝利がやってくる」と自信を示した。

チョン・ドンソク組合員は「正規職労組の指導部も本館抗議闘争に、特別勤務 拒否に賛同すべきだ」と強調し「現場組織別に代議員をチェックしてみた。 255人が当選したが、過半数は民主派が当選した。正規職・非正規職が連帯して、 不法派遣闘争の勝利のために最後まで戦い抜く」と決意を明らかにした。

[出処:蔚山労働ニュース]

「闘う非正規職労働者たちが希望だ」

社会主義労働者政党建設共同実践委員会のチョン・ウォンヒョン全州代表は、 「全州非正規職支会は9月の初めから朝の出勤闘争を始めた。一か月と20日が過 ぎたが、非正規職出勤闘争隊伍はなくならない。ほとんど工場内の時計塔まで 隊伍が続く。壮観だ。180人ほどの組合員が全員出てきている。火曜と水曜の昼 食集会の時はほぼ250人の仲間たちが本館集会に参加する。ほぼ全組合員が出て きている。現代車のとんでもない弾圧の中でも、不法派遣撤廃、正規職になる という熱望を捨てずにいる。蔚山でも本館集会に400人から700人まで増えてい る。蔚山、全州、牙山、全て全く同じだ。弾圧を突破して勝利できるというこ とを仲間たちの闘争が示している」と励ました。

続いて「第2工場のウ・サンス解雇組合員がソウル市良才洞に上京闘争した時の ことだ。400人ほどの連帯隊伍がきて、チョン同志は家に帰って寝ると言って帰 宅するところだった。あるおばさんが『座り込みに来た人か、この戦いは勝て る戦いか』と尋ねた。自分も午後11時まで掃除をしていると言って『こうして 戦うあなた方が私の希望だ』と話した」とし|「いつ現代車の非正規職労働者が 希望に見えただろうか? 非正規職が増えたとよく言われる。その非正規職が世 の中を変える闘争をしていると感じられることはなかった。しかし今、徐々に 闘えば勝つこともできるということを見せれば、全国的に見せれば、韓国の労 働者の希望は、まさに闘う現代車非正規職労働者たちだ」と話した。

チョン・ウォンヒョン代表は「公正な社会、李明博は希望ではなく、鄭夢九も 希望にはなれない。20兆を稼ぐグローバル企業の李健煕も希望ではない。闘う 仲間たちがこの国の労働者の希望にならなければならない」とし「仲間のみな さんも感じるだろう。30日に蔚山から1000人、全州から300人、牙山から300人 の組合員が上京闘争に参加すれば、現代車にやってきた最大の規模の闘争だ。 現代車支部も幹部上京闘争にこれほど多くの隊伍を動員できなかった。30日の 非正規職労働者大会は重要だ。そしてその後の闘争も重要だ。現代車工場が止 まるかもしれず、止められないかもしれない。現代車は深刻な弾圧を行うだろ う。仲間のみなさんの強い覚悟が必要だ」と決意するよう要請した。

続いて「鎌で地主の首を打ち、槍で腹を刺したのがこの国の歴史だった。さら に多く搾取された非正規職は、覚悟を新しくすべきだ。地主を鎌で突くように、 生産を止める闘いで鄭夢九を跪かせよう。非正規職自身の闘争の意志と組織力 を強めることがまず必要で、これに加えて元下請の連帯を強め、地域連帯闘争 をさらに拡大することが必要だ」と強調した。

鄭代表は「蔚山非正規職支会はもっと積極的に要求しなければならない。現代 車支部と民主労総蔚山本部地域の仲間たちに、私たちみんなで一緒に闘おうと、 私たちを支持してくれと、助けてくれと言わなければならない。皆さんにはそ の権限が十分にある」として「地域から全国へと不法派遣闘争を拡大すれば勝 つことができ、労働者の希望になれる」と明らかにした。

この日のキャンドル文化祭は「元下請連帯闘争不法派遣闘争に勝利しよう」と いう力強いスローガンで終わった。

一方、10月29日午後7時には民主労総蔚山本部が主催する「非正規職撤廃文化祭」 が北区庁野外公演会場で開かれる予定だ。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-10-25 20:54:58 / Last modified on 2010-10-25 20:54:58 Copyright: Default

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