韓国:全国ケア労働者大会 | |
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「ケア労働者の労働権を保証しろ」鍾路普信閣前で全国ケア労働者大会を開催
ホン・クォンホ記者 2010.10.17 20:50
活動補助人、療養保護士、介護人、保育教師などのケア労働者が一か所に集ま り、劣悪な労働条件の改善と社会サービスの公共性確保を口を揃えて要求した。 ▲活動補助人、療養保護士、介護人、保育教師などのケア労働者が16日午後2時鍾路普信閣前で全国ケア労働者大会を開いた。 障害者活動補助権利の会、社会サービス市場化阻止共同対策委員会、全国療養 保護士協会、公共労組保育分科、公共労組医療連帯ソウル/大邱/忠北地域支部 看病分会が10月16日午後2時、鍾路普信閣の前で全国ケア労働者大会を開いた。 この日の大会で城北障害者自立生活センターを通じ重症障害者活動補助の仕事 をするペ・ジョンハク活動補助人は「障害者の闘争で障害者活動補助支援事業 が始まって3年半が過ぎたが、予算不足による新規申請禁止、本人負担金値上げ、 障害等級審査によるサービス脱落など、利用者の権利はますます悪くなったが、 これは活動補助人も同じ」と話した。 ▲城北障害者自立生活センターペジョンハク活動補助人が劣悪な活動補助人の労働条件を話している。 ペ活動補助人は「この3年半の間、活動補助人の時給は一度も上がらず6000ウォ ンに固定され、働きたくても利用者とうまくつながらない時も多く、結局生計 を維持するには活動補助人の仕事をしながら違った仕事をしなければならない」 と劣悪な現実を説明し「それで3月に活動補助人権利の会を作り、これから障害 者当事者と連帯して、利用者の権利と活動補助人の労働権を保証させるために 積極的に闘争する」と強調した。 活動補助人だけでなく、療養保護士、介護人、保育教師など他のケア労働者も 劣悪な労働条件で働いているのは同じだった。 全国療養保護士協会のチョン・グムジャ会長は「老人長期療養保険制度は国家 が老人を助けるために作った制度だが、民間営利団体に委任したので市場化さ れ、組織は『受給者1人にいくら』という調子で金で受給者を取り引きしている」 とし「地方自治体が直接運営する療養施設を増やすなど、制度の公共性を確保 することで、組織の便法、不法運営を防がなければならない」と要求した。 ソウル大学病院で働くチャ・グムビ介護人は、「介護人は病院で絶対に必要な 人だが、週6日、昼夜なく働かなければ生活賃金を稼げず、患者を助けるために よく夜中に目が覚め、免疫力が弱まり、疾病に露出している」とし「だが病院 は派遣業者を通じて介護人を管理しながら何の責任も負わず、昨年新型インフ ルエンザの予防接種の時には介護人が職員ではないという理由で除き、私たち が抗議して予防接種を受けることができた」と糾弾した。 発言の代わりに文を送ってきたある保育教師は「院長が教師に宗教行事への参 加を強要するなど、院長一人に独善的な運営を任せる制度と低い賃金、IPTVの 出演者として暮さなければならない現実では、希望ではなく絶望しかない。こ れを訴える所もない」と糾弾した。 連帯発言をした進歩新党チョ・スンス代表は「活動補助人、療養保護士、介護 人、保育教師などは韓国社会に絶対必要な労働者で、雇用があっても暮らせる 賃金や人間らしい生活を送れる環境は提供されていない」と指摘し「これは、 労働者個人の問題でなく、韓国社会の問題だからこれを制度的に変えるために 努力しなければならない」と強調した。 大会の参加者は最後に『ケア労働者労働権争奪のための2010年全国ケア労働者 大会』宣言文を朗読した。ケア労働者たちは宣言文で「今日の大会以後、われ われは政府と直接対話する」とし「われわれは人間として、労働者として尊重 され、権利が保証されるまで、共に叫び、また共に行動する」と強調した。 一方、この日の大会では障害者歌グループ・シソンの歌と公共労組保育分科の 風物公演、公共労組医療連帯ソウル地域支部看病分会と社会進歩連帯、全国学 生行進のダンス公演など、多彩な文化イベントが参加者の大きな呼応の中で 繰り広げられた。(記事提携=ビーマイナー) ▲障害者歌グループの公演. ▲活動補助人権利の会が労働条件改善のための署名を集めている。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2010-10-19 08:31:17 / Last modified on 2010-10-19 08:31:19 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |