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韓国:双竜車労働者が自殺を試み、二日間意識不明
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双竜車労働者が自殺を試み、二日間意識不明

[メディア忠清]続く警察の捜査でノイローゼに

チョン・ジェウン記者/ 2009年08月21日17時59分

双竜車ストライキに参加した労働者のA氏が8月20日午後6時、平沢の自宅で憂鬱症 治療剤を多量に服用、自殺を試みて衝撃を与えている。

A氏は家族により同日午後6時48分頃、松炭のM病院集中治療室に運ばれ、二日間 意識不明だと同僚が伝えた。

8月21日、双竜車労組と家族によれば、A氏はストライキ参加の後にノイローゼ の治療を受け、3回にわたる警察の捜査で相当な心理的圧迫を感じていたという。

労組の関係者は「家族はA氏がストライキの後に憂鬱症、不眠症などで苦しんで いたという。電話のベル、扇風機、エアコンの音など音がするものは全部スイッ チを切り、他の人になって出てきたという。ストライキの時に毎日、昼夜ヘリ の音を聞いた後遺症だ」と言葉をとぎらせた。

また京畿地方警察庁の『強圧的捜査』と『無差別捜査』も問題と見られる。

A氏が所属する部処の労働者は、京畿地方警察庁で捜査を受けてきた。同じ部処 の同僚は、「うちの部では全組合員が調査を受けている。深夜調査もして、数 えきれないほど呼びだされ、夜も呼ばれる。警察が調査の過程でさまざまな脅 迫をする」と話した。

労組の関係者は「ストライキ中に組合員とその家族6人が死んだ。組合員の自決 の試みもあった。その延長線上にある問題だ。ストライキの後に精神科で治療 を受ける人が増えており、警察の捜査方式と内容に不満を表わしている。深夜 の捜査と報復捜査を中断しなければならない」と警察を批判した。

一方、自動車産業回復のため汎対策委員会はこの日午後3時、京畿地方警察庁前 で決意大会を開き「双竜車労組など69人を拘束する反面、使用者側の職員は拘 束捜査をしていない。偏向的拘束捜査を中断しろ」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-08-30 00:56:17 / Last modified on 2009-08-30 00:56:18 Copyright: Default

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