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韓国:8/5双竜車午前9時40分:民衆の声3信
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[3信:午前9時40分]

双龍車平沢工場、大規模な人命被害の慮れ.. 墜落、大型火災も発生

警察の鎮圧作戦で籠城中の組合員が工場から落ち、大火災が発生して、人命の 被害が憂慮されている。

組立3〜4チームの工場を掌握した警察は、塗装2チーム工場に人間狩りを思わせ る鎮圧作戦を始めた後、ある組合員が塗装2チーム工場につながる階段で約10メー トルの高さから落ちた。労組関係者によれば、落ちた組合員の頭から血が流れ、 意識がない状況だ。労組は救急車を要請したが、8時30分頃から約30分間放置さ れた。組合員が落ちたところは組み立て3チーム工場と塗装2チーム工場の間で、 救急車の進入が難しく、立て籠もっていた組合員2人と消防隊員3人が担架に運 んで救急車に乗せた。

また組み立て3チーム工場屋上10メートルのところに組合員たちが警察鎮圧作戦 を避けて上がり孤立しており、再び墜落事故が予想されている。

塗装1チーム工場の端にある『予備軍事務室』では火災が発生し、8時頃から黒 煙が広がり始めている。塗装1チーム工場屋上と工場の中には組合員がおり、人 命事故も憂慮される。警察と消防当局は塗装1工場でヘリコプターとはしご車を 利用して鎮火している。

警察は塗装2チーム工場とつながる車体工場に兵力を前進配置、組合員と近距離 で対峙中だ。

組み立て3〜4チーム工場屋上は使用者側職員30人、用役30人、警察兵力200人が 完全に掌握した。

一方、工場の外正門の前は使用者側職員1000人が鉄パイプと棒を持ってテント 座り込みをしている市民に無差別暴行した。

工場正門のそばにある空地では、使用者側職員がこれを取材していたMBC映像記 者の腕を折り、KBS映像記者を暴行し、〈民衆の声〉映像記者のカメラのテープ を奪った。

正門の所々では露骨に取材を妨害し、映像記者に集団暴行している。

5日午前8時5分頃クレーン3台にコンテナを連結した警察特攻隊が組立3、4チーム屋上進入に成功し、組合員を連行するために走って行く。(c)労働と世界イ・ミョンイク記者

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2009-08-05 10:28:31 / Last modified on 2009-08-05 10:28:33 Copyright: Default

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