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韓国:双龍車ストライキ続報
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双龍車、ストライキ現場に進入を試みる

[メディア忠清]バリケード撤去の試み、警察は催涙液を噴射

メディア忠清特別取材チーム/ 2009年08月03日11時08分

[17:45]民主労働党イ・ジョンヒ議員連行

断水措置が2週間を越え、また人間の基本権をめぐる衝突が行われた。水の搬入 を試みる労働者と社会団体、政党と警察、双龍車救社隊の間で衝突があった。

この過程で民主労働党のイ・ジョンヒ議員の補佐官が連行され、これに抗議し て警察バスの前に立ったイ・ジョンヒ議員による議会活動報告の要求に警察は イ・ジョンヒ議員も強制的に警察バスに乗せて連行した。現在警察バス出発を めぐり警察と労働者の間で小競合になっている。

[15:00]双龍車家対委、消防基本法違反で会社を告発

双龍車家族対策委員会は記者会見を行って「双龍車のイ・ユイル、パク・ヨン テ法定管理人を消防基本法違反で水原地方検察庁平沢支庁に告発した」と発表 した。

家対委は告発状で使用者側による7月20日の断水およびガス供給中断および消火 栓断水を指摘し「7月17日と29日の二度、松炭消防署が是正を要求したがこれを 履行しなかった」と述べた。家対委は双龍車側を「△正当な理由なく損傷、破壊、 撤去またはその他の方法で消防用水施設の効用を害する行為、△消防用水施設の 正当な使用を妨害する行為」を禁止する消防基本法第28条(消防用水施設の使用 禁止など)に違反した」と主張した。

また「消防所長の刑事処罰対象の告知に対し、法的処罰を甘受するという使用 者側の返事は、故意の犯罪であることが明白で罪質もまた非常に深刻であるか ら厳罰に処すべきだ」と主張した。

イ・ジョンア家対委代表は「電気まで切れ、工場内の夫と最後の通話をした」 とし「今どうやって食事をしているのか、あんなに催涙液が撒かれているのに、 夫と同僚はどうやって耐えているのかという思いに追われ、気が気でない」と 明らかにした。

イ・ジョンア代表が話す間にも警察のヘリコプターは塗装工場に催涙液を投下 し、ヘリコプターの音でイ・ジョンア代表の声が掻き消された。

「双龍車暴力事態の責任者判事糾弾、法定管理人罷免」

民主労総、金属産業労組、投機資本監視センターなど双龍車暴力事態破産法院 糾弾記者会見の参加者は「法定管理人罷免と破産裁判所再構成」を要求した。

彼らは「双龍車暴力事態と人権蹂躙の責任は、ソウル中央地方法院破産4部コ・ ヨンハン部長判事に直接的な原因がある」と指摘した。

彼らは、△破産法院は、上海車資本が食い逃げをするために申請した『法定管理』 を受け入れ、免罪符を与えた、△今日の双龍車事態を呼んだ現経営陣が法定管理 人に留任した、△2004年の双龍車売却の責任者の一つであるサミル会計法人の回 復案を受け入れた、△暴力事態の費用一切を法院判事が承認した点を上げた。

続いて「パク・ヨンテは、売却当時から双龍車の経営失敗と技術流出を犯した 上海自動車の大株主で、会長の下で会計を担当した常務であり、クァク・サン チョル専務とチェ・サンジン常務も該当職務の責任者であり技術流出関連に責 任がある」と説明した。また「2646人の整理解雇発表に続き強制希望退職募集、 これに続いて976人の整理解雇をしたサミル会計法人の回復方案はでたらめで、 直ちに廃棄すべき」と強調した。

彼らは「ストライキ労働者への反人道的犯罪で、多くの労働者が生命の危険に さらされ、この責任は破産法院にある」と話した。彼らは、△法定管理人罷免、 司法処理、△サミル会計法人回復案廃棄、対話再開、△破産法院の責任下で起き た不法真相調査、△破産裁判所再構成を要求した。

[14:00] 「喉が渇いた者に飲み物を与える者が、神の国に入る」

韓国キリスト教教会協議会(NCCK)正義平和委員会は、2時に双竜車前で記者会見 を行い「水と食べ物、そして医薬品の搬入再開」を要求した。彼らは「警察と 使用者側は、反人権的な断水・停電行為を直ちに中断し、労使間の交渉妥結の 前に籠城者たちに食物と医療品の搬入そして医療陣の投入を行い、最低限の人 間的権利を保証しろ」と要求した。

12:00以前の記事は 韓国:双龍車、ストライキ現場への進入

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-08-04 04:54:20 / Last modified on 2009-08-04 04:54:24 Copyright: Default

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