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韓国:MBC労組、言論悪法阻止全面スト再開
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MBC労組、「言論の自由を守る最後の決戦」

21日午前6時、言論悪法阻止全面ストライキ再開

チョ・ジョンミン記者 jungmin@jinbo.net / 2009年07月21日15時54分

全国言論労組MBC本部(委員長イ・グネン)が7月21日午前6時から、ハンナラ党の メディア法強行処理阻止のために3次全面ストライキに突入した。MBC本部は、 7月21日午前10時にソウル市汝矣島のMBC放送センターロビーでストライキ出征式を 開き「民主主義を抹殺する言論悪法を即刻撤回しろ」と要求した。

MBCのイ・グネン本部長は闘争発言で「政権が変わった後、韓国は暮せる所だっ たか。龍山惨事遺族は6か月間遺体を安置して大統領府に行くと叫び、双龍車労 組は一人の組合幹部の妻が死んだ。みんな絶叫している。われわれの責務をつ くさなければならない。最後に残った戦い、油断せずに立ち上がって戦おう」 と組合員を促した。

ストライキ出征式に参加したイム・ソンギュ民主労総委員長は連帯発言で、 「李明博政権と保守言論にさらに強力な政治ストライキで対抗しなければなら ない」とし「民主労総も22日から言論死守と双龍車解決のためのゼネストに突 入する」と宣言した。

先立ってMBC本部はストライキ決議文で「国民の意思を踏みにじる勢力に対抗し、 公正な放送と民主主義を守ろうとするわれわれの戦いはまた始まるほかはない」 とし「今回のストライキ闘争は言論の自由を守る最後の決戦になるだろう」と 明らかにした。

MBC本部のストライキで始められた言論労組の言論悪法廃棄ストライキは「100 時間終末ストライキ」で、6月の国会会期が終わる7月25日まで続く。言論労組 は、25日まで毎日ストライキ集会とキャンドル文化祭、深夜キャンドル文化祭 をはじめ、対国民宣伝戦、三歩一拜闘争などを共に行う。

一方、今回のMBC本部ストライキには、MBCの全組合員2千人のうち送出に必要な 人材などを除く約1500人が賛同した。MBC本部はストライキ状況をダウムカフェ 『頑張れMBC』 (http://cafe.daum.net/saveourmbc)で、リアルタイムで中継する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-07-22 00:48:49 / Last modified on 2009-07-22 00:48:50 Copyright: Default

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