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韓国:金属労組、7月1日に全面ストを決定
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金属労組、7月1日に全面ストを決定

27日の双龍車労使衝突で負傷者続出...現代自動車支部は連帯ストを否決

チョン・ムンギョ記者 moon1917@jinbo.net / 2009年06月27日17時07分

双龍車労使の物理的衝突が深刻になっている中で、民主労総金属労組は6月29日 に4時間部分スト、7月1日に全面ストに突入することに決めた。

金属労組は6月27日午後2時、平沢駅にある民主労総京畿本部平沢地区協議会で 中央執行委員会の会議を開いた。当初、中央執行委会議を双龍車平沢工場でし ようとしたが、労組幹部が工場に出入できず、場所を移して会議を開いた。

金属労組は中央執行委会議で6月29日の4時間部分スト突入と共に、2日間の拡大 幹部平沢上京闘争を行うことに決めた。7月1日には全面ストと共に、組合員の 平沢上京闘争も行う。支部集団交渉も中断することに決めた。金属労組は双龍 車の事態の推移によって今後の日程を議論する予定だ。

[出処:メディア忠清]

中執で金属労組のチョン・ガプドク委員長は「29日は部分ストだが、月曜日と いう点を考えれば、全面ストに準じる。金属労組のすべての力をふり絞って 双龍車闘争を援護する」と話した。

一方、現代車支部は6月25日の臨時代議員大会で「双龍車連帯ストライキ闘争」 が否決され、今回のストライキに参加しないものと見られる。現代車支部は、 この日の中央執行委会議に参加しなかった。

金属労組中執会議と同時刻に双龍車労使衝突で負傷者続出

金属労組中央執行委会議が開かれた午後3時30分頃、双龍車用役職員約100人が、 双龍車支部の組合員が占拠する塗装工場に進入を試みた。用役職員は盾、鉄パ イプ、ヘルメットで武装していた。彼らの進入を防ごうとする双龍車支部組合 員は、用役との衝突の過程で負傷者が続出した。

[出処:メディア忠清]

双龍車労使の物理的衝突は6月26日午前から本格化していた。この日午前11時、 双龍車社側は平沢工場正門前の駐車場で記者会見を行って、整理解雇者976人の うち200人に無給休職および解雇後再雇用、450人に希望退職、320人に分社およ び営業職転換を骨子とする最終案を提示した。

まもなく使用者側の最終案に反論する記者会見のために工場に向かったクォン・ ヨングク弁護士を含む9人を警察が連行した。この日の正午から工場の外で待機 していた用役職員と非解雇者約3千人が午後3時頃、労組が占拠ストライキをし ている平沢工場本館に進入した。双龍車支部の組合員は塗装工場を中心に工場 死守闘争に入った。

27日午前2時と午前11時頃に双龍車労使間で、また激烈な衝突があった。労使間 の衝突は時間がたつにつれて激しくなっている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-06-29 02:37:15 / Last modified on 2009-06-29 02:37:16 Copyright: Default

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