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民主労総、対政府交渉を最後通告

MB政策の基調を変えなければ6月末から7月初めに総力闘争

キム・ヨンウク記者 batblue@jinbo.net / 2009年06月09日15時03分

民主労総が6月9日、李明博政権に対し、最後通告を送った。最後通告が受け入 れられなければ6月末から7月初めは「李明博政権には暗黒になる」と強く警告 もした。イム・ソンギュ委員長は「現場が躍動的に動き始めた」とし、6月末か ら7月初の闘争に自信を見せた。

民主労総は6月抗争22周年記念前日の6月9日、労働者時局宣言と6-7月総力闘争 計画宣布記者会見を行った。イム委員長は「今日の記者会見は、民主労総が李 明博政権に事実上、最後に政策基調転換を要求して交渉に対する応答を待ち、 発表する警告」と説明した。

民主労総は10日の『反李明博汎国民大会および地域別キャンドル大会』を始め、 6月末から7月初めに非常体制に組織を転換し、総力闘争を展開する。イム委員 長は「大規模な街頭集会とストライキを含む7月初めの総力闘争がどの程度にな るかは、李明博政権の判断にかかっている」と政府にボールを投げた。民主労 総が7月初めに総力闘争日程を合わせたのは6月の国会日程が流動的だからだ。

民主労総はこの日、7月初めまでの各産別連盟別闘争日程を公開した。10日の 『反李明博汎国民大会』および地域別キャンドル大会を始め、13日の『パク・ ジョンテ烈士闘争勝利、双竜自動車構造調整粉砕決意大会』、27日の『全国同 時多発総力闘争決意大会』等を経て、7月初めに非常体制に組織を転換してゼネ ストを含む総力闘争に突入する。また6月19-20日には金属労組の全面ストライ キ、26日には事務金融連盟幹部ストライキ、27日には公務員労組前幹部決意大 会、27日の公共労組総会闘争など、各加盟・傘下組織集中闘争が続く。イム委 員長は「ストライキに参加はできなくても、年休を使い、休暇を使い、教育時 間でも道路に出る」と警告した。

民主労総は5月19日、総理室と大統領府に対政府交渉を要求した。しかし政府は 交渉要求の最終時限のこの日の午前までに答えなかった。民主労総のイ・スン チョル スポークスマンは「19日にも総理室が交渉要求の文書を受付もしよう としなかった」と述べた。

民主労総が主務部処の労働部を通じて交渉を要請しなかったのは、懸案交渉だ けではないからだ。イム・ソンギュ委員長は「経済を亡ぼす誤った政策を撤回 し、ともに生き、経済を生かせる長期的な経済インフラを持てる対策で総理室 と大統領府に要請した」と明らかにした。

イム委員長は「政府はまるで民主労総が闘争の手続きとして戦術的に要求して いるようにさげすんだ」とし「事実上の政策責任者である李明博大統領が基調 を変えて態度を変えるべき問題」と直接交渉要求の背景を説明した。

民主労総はこの日の時局宣言で、△李明博大統領は国民の前に謝り、労働者・庶 民の生存権を保障するために政策基調を全面転換、△集会・言論・表現の自由を 遮るすべての形態の民主主義・人権圧殺と不当な公権力行使を即刻中断して、 メディア法などのMB悪法撤回、△非正規職法改悪と最低賃金削減・改悪の試みを 中断して、特殊雇用労働者をはじめとするすべての労働者の労働基本権の保障 および龍山惨事、大韓通運、双竜自動車などの労働・民生懸案即刻解決を要求 した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-06-11 04:16:59 / Last modified on 2009-06-11 04:17:00 Copyright: Default

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