韓国:ソウル市、集会参加組合員に懲戒文書を送付 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
ソウル市、集会参加組合員に懲戒文書を送付ソウル常用職支部「ソウル市は不当労働行為を中断しろ」
アン・ボヨン記者
coon@jinbo.net / 2009年06月05日13時12分
ソウル市が集会に参加した組合員を懲戒しろという文書を送り、不当労働行為 の論議がおきている。ソウル常用職支部の組合員が6月4日のストライキ宣言大 会に参加しようとしたため、ソウル市が該当事業所と各区庁に文書を送った。 ▲ソウル市がソウル市事業所と各自治区庁に送った文書 チャムセサンが入手した文書でソウル市は「公共労組常用職支部がソウル市庁 前に集会申告し、教育日程を通知して集会に参加するなどの不法事例が予想」 されるため、△教育目的にあわせて各支会および分会での教育を勧誘、△集会な どに参加した時は業務妨害、勤務地離脱で懲戒処分するよう指示した。ソウル 市の事業所に限り「集会などに参加する時は無労働無賃金適用を原則」とする という内容が追加された。 ペ・ドンファン労務士は「教育内容や方法は労組の自律領域」と強調し「団体 協約で保障された教育時間を活用した参加は正当な組合活動で、集会参加を理 由に不利益に言及するのは労働組合活動への不当な介入で、不当労働行為」と 指摘した。 ソウル市が文書でソウル市の事業所に限り「集会などに参加した時は無労働無 賃金適用を原則」と明記したのは、ソウル常用職支部組合員のストライキ宣言 大会への参加を「団体協約上の教育と見られない」と判断したものと見られる。 ソウル市のこうした判断は区庁を圧迫するものとも解釈される。 ソウル常用職支部は5日にソウル市に文書を送り「団体協約で保障された教育時 間に使用者が干渉するのは、労組組合および労働関係調整法が禁止する不当労 働行為に触れる」と指摘し「労使間の円満な関係のために不当行為を即刻中断 して団体協約8条で保障された教育時間を保証しろ」と要求した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-06-07 15:35:23 / Last modified on 2009-06-07 15:35:24 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |