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民主労総「ゼネスト前倒しで対政府闘争」

16日の事態について警察庁長官の辞任と李明博大統領の謝罪を要求

アン・ボヨン記者 coon@jinbo.net / 2009年05月18日15時04分

  1. 16全国労働者大会での大規模連行という事態について、民主労総は6月末に 計画していたゼネストを操り上げて強力な対政府闘争を行うと明らかにした。

民主労総は5月18日午前11時、永登浦にある民主労総1階の会議室で「5.16警察 暴力および民主主義抹殺、特殊雇用職労働基本権ILO緊急介入」関連の記者会見 を行ない、こう明らかにした。

彼らは5月16日に大田で発生した大規模な連行と最近続いている集会・デモへの 李明博政権の対応を「政権による民主主義と労働基本権、人権への挑発」と規 定し、これにふさわしい対応をとると話した。

民主労総のイム・ソンギュ委員長は、「大田警察庁長官が辞任しなければ、さ らに強く闘う」とし「政府が対話をしなければ大変なことになる」と政府に警 告した。

一方、民主労総は警察と集会参加者の間での衝突で発生した双方の負傷や車両 の破損について遺憾を表明した。だがこうした事態の背景は、李明博大統領の 『反労働政策』にあり、「大韓通運が一方的に労使交渉事項を破棄しても『貨 物連帯とは交渉できない』という立場を強弁することは、李明博政権が特殊雇 用労働者労組を認めず、民主労組弾圧の政策があるため」と指摘した。

民主労総は、△政府労働政策の根本的な視点の転換、△5.16大規模連行事態に関 して警察庁長官辞任、△李明博大統領の直接謝罪を要求した。

一方、大田地方警察庁はデモの現場で連行された457人(警察集計)のうち約170 人を訓戒処分にした。だが暴力デモを主導した疑いを受けている約30人には拘 束令状を請求したという。後の約250人は調査後に加担の程度により司法処理を 決める方針だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-05-19 04:12:04 / Last modified on 2009-05-19 04:12:06 Copyright: Default

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