韓国:貨物連帯がスト決議、警察は大規模連行 | |
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労働者大会、手当たり次第めちゃくちゃに連行[4信23:50]出入口、バス、乗用車を問わず... 23時現在連行者376人
メディア忠清
www.cmedia.or.kr / 2009年05月16日19時35分
5月16日午後8時20分頃、警察は解散する労働者たちを鎮圧して連行し始めた。 この過程で警察はすでに帰りのバスに乗った労働者まで連行し、労組の宣伝カー を取り囲んでこん棒で窓を壊して運転手にひざをつかせた。また労働者が幟に 使った竹を拾って労働者に振り回す姿が目撃された。 目撃者たちによれば、近くの食堂まで追いかけて行ったり、周辺の商店街地下 に降りた労働者を追って降りて行くこともした。また市内バスに乗った労働者 たちを連行するために、市内バスの窓ガラスを壊した。この過程で多くの労働 者が怪我をしたという。警察は、解散した労働者が家に帰るために乗ったバス と車両を周辺の道路と高速道路インターチェンジに止めて連行するなどで大規 模な連行者が発生した。 また警察は鎮圧と連行をするにあたり、デモ隊の間でウサギ狩り式の連行もした。 23時現在、警察は376人を連行、負傷者は45人で、宣伝カー12台を押収した。貨 物連帯の指導部には逮捕令状を発行すると発表している。 最近のデモの中では、当日の連行者数の最高記録になる今日の警察の連行過程 には、無理があると指摘されている。結婚式場から家に帰る途中で目撃したと いうある市民は「警官が興奮して、見境がなくなっているようでした。誰でも 捕まえて行きました」と声を震わせた。 歩道で連行の光景を目撃した別の市民は、「ひとりが連行されながら『助けて くれ』と大声を上げたが、市民を盾で威嚇しました。歩道にいた何人かが駆け 寄って警官に『この人が何をしたというんだ』と抗議していました」と話した。 また他の市民は、道を通りながら「あんなふうに人を殴りながら連れて行く悪 いやつがいるか」と吐きだした。 [3信:20時5分]特殊雇用労働者の怒りが爆発
民主労総は午後4時35分、民衆大会を終えた労働者がバスに乗って大田政府総合 庁舎からチュンリ交差点までバスで移動してパク・ジョンテ烈士がいる中央病 院に行くと発表した。ソウルなら、光化門で集会して永登浦ロータリーまでバ スで移動した後、漢江誠心病院まで行進し、その後、弔問するようなものだ。 続いて民主労総は5月27日に予定された建設労組ストライキの日にソウルから集 まるよう訴えた。 午後6時20分頃、民衆大会に参加していた労働者たちは、警察の阻止線を突破し てウンネ三叉路にある大韓通運までデモ行進し、大韓通運の前で戦闘警察と対 峙した。労働者たちがチュンリ交差点から大田中央病院を通り、大韓通運まで デモ行進する途中、路地のすみずみまで戦闘警察がいたが、警察はパク・ジョ ンテ烈士の名を叫んで行進する労働者を防ぐことができなかった。 今日の警察兵力は80余中隊、民主労総が集計した集会参加者数は2万人を越えた。 労働者たちはデモ行進の途中に警察だけでなく、労組幹部にも抗議した。『貨 物連帯』と書かれた宣伝カーに上がった労組幹部がマイクで「小競合をやめて 後にこい」と放送すると、現場にいた労働者たちは「私がパク・ジョンテだ」 と叫んで抗議、労働者たちは自発的に戦闘警察と対峙した。 その後、労働者に押されて散った兵力は、また大韓通運前に集結した。警察は 戦闘警察バスを横100メートルほどの幅でとめ、大韓通運正門を防いだ。この時、 医療支援チームは労働者と戦闘警察の対峙で5人の労働者と戦闘警察1人が軽い 負傷、一人の労働者が目に怪我をして眼科に移送された。 午後8時20分頃に解散していた労働者を警察兵力が急襲、続々と連行した。その 頃、大韓通運前で整理集会をしていた労働者たちは、車両がある大田中央病院 側に三三五五解散していた。戦闘警察は近くの食堂に入った労働者、労組宣伝 カーに乗っている労働者たちまで、車両を壊して連行した。 現在の連行者は200人余りと推測されている。 [2信:14時5分]民主労総、「ゼネストを前倒し」
5月16日午後3時、全国運輸労組貨物連帯本部が全員一致でストライキを可決し た総会の直後、全国労働者民衆大会が大田政府総合庁舎南門広場で開かれた。 民主労総発表2万人以上が集まった大規模集会で、民主労総のイム・ソンギュ委 員長は「6月5日に予定された民主労総のゼネストをできるだけ前倒しにする」 と組合員たちに約束した。イム委員長の約束に貨物労働者たちは歓声をあげた。 争議行為賛否投票が可決され、5月27日にストライキが予定された建設労組も 「光化門に集まって、ひと勝負する」とし積極的に貨物連帯闘争に連帯すると 述べた。 民主労総のイム・ソンギュ委員長は「5月9日、私は今日16日までにこの問題が 解決しなければ、この闘争をソウルに持っていくと話した。今われわれはおと なしく待っていた。しかし政府、錦湖資本、大韓通運は、今この時間まで何の 回答もしていない。私たちができるすべての力量を集め、パク・ジョンテ烈士 闘争を勝利させる」と約束した。 はるばる大田まできたペク・キワン先生は、「ここにきて『われらがパク・ジョ ンテ烈士は死なずに生きている』という話をしにきました。烈士が自ら命を絶っ たと言いますが、とんでもありません。錦湖財閥と李明博政権が殺したのです」 と声を高めた。続いて「人を殺した李明博政権と錦湖財閥は、道徳的に死んだ。 人としても死に、人類学的にも死んだ」と厳しい忠告を与えた。 ▲民主労総のイム・ソンギュ委員長が6月5日に予定されたゼネストを操り上げると発言している。 ▲統一問題研究所ペク・キワン先生 パク・ジョンテ烈士の遺族、妻のハ・スジン氏は、勝利する戦いにしてくれと 訴えた。遺族は「勝利する闘争を皆さんが作ってくれたら、燃え上がる気持に も耐えられる」と静かな声で断固として話し、集会参加者の心を打った。 鉄道労組、建設労組、貨物連帯など運輸労組は共同闘争を宣言した。 集会の後、労働者たちは民主労総の指針に従い、大田政府総合庁舎からバスに 乗ってチュンリ交差点まで移動した。当初の指針は政府総合庁舎から行進する 計画だったが、民主労総は計画を変更した。 民主労総は現在、組合員たちにチュンリ交差点からデモ行進をはじめ、パク・ ジョンテ烈士の焼香所がある大田中央病院を通り、大韓通運までデモ行進する と公示した。 「信頼を破らないでくれ」 [1信] 『烈士の願い』貨物連帯ストライキを全員一致で可決
全国運輸産業労組貨物連帯組合員たちがパク・ジョンテ烈士の恨みをはらそう と、全員一致で全面ストライキを可決させた。 5月16日午後2時、大田政府総合庁舎南門広場で開かれた組合員総会の案件は、 『烈士闘争勝利! 貨物連帯死守のための総ストライキ宣言』ただ一つだった。 雨が降っていたが組合員たちは雨具を着て席を守り、総会はパク・ジョンテ烈 士の紹介と大韓通運の闘争経過の説明で始まった。 パク・ジョンテ烈士の遺族は「今日鬱憤を晴らしにきたのでなく、貨物連帯の ストライキを決める場だと思う。みなさんは、私の夫の最後の叫び、貨物連帯 労組を私たち自らが守り、解雇された人々を元の場所に送りかえしてください。 ぜひ最後の瞬間まで叫びを、信頼を壊さないでください。皆さんができる唯一 の道である全面ストライキで勝利してください。その道だけが私たち家族が生 き、皆さんが生きられる道です」とお願いした。 貨物連帯のキム・ダルシク本部長は「すでに大田に集まる前に、地域別に人員 を把握して総会を準備してきた」と伝えた。当日、貨物連帯は組合員8千人以上 が出席し、人員の過半数が以上が参加して、当日の総会では特に定員を把握し なかった。 決意発言で、キム本部長は「死力を尽くして闘う。烈士に勝利の花束を抱かせ て差し上げる。逮捕や拘束などを気にしない」と話した。 この日の総会は、釜山支部、慶南支部、蔚山支部、浦項支部、大慶支部、全南 支部、光州支部、大田支部、忠南支部、済州支部の、貨物連帯全国12の支部が すべて集まった。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-05-18 00:27:31 / Last modified on 2009-05-18 00:27:33 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |