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韓国:コルト・コルテック遠征闘争(9)闘争は続く
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「皆に抑圧ではない平和を」

[コルト・コルテック遠征闘争(9)]熱かった9日、闘争は続く

メディア忠清 www.cmedia.or.kr / 2009年04月06日11時00分

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▲労働者を無視する楽器はいらない「ノー!コルト!」

遠征団は4月4日午前、一般市民を対象にミュージックメッセ前で宣伝戦を行っ た。ドイツ市民の反応は熱かった。メッセの前を通る車両は「私たちの闘争を 支持する警笛を鳴らしてくれ」という遠征団の宣伝物を見て警笛と共に「ノー! コルト!」を叫んだ。

メッセの前を通る市民は「コルト労働者のギターがまた美しい旋律を出すよう に音符を描いてくれ」という遠征団の呼び掛けに、休符だけだった楽譜に一つ 二つと音符を描き入れた。ダライ・ラマがくるという知らせを聞いて来たチベッ トの僧侶たちも音符を描いて「皆に抑圧でない平和を」と祈った後、遠征団員 1人1人にタンポポをさしてくれた。

▲コルト労働者のギターがまた美しい旋律を出すように願い、音符を書き込む市民

午後1時30分から遠征団の闘争を整理する集会がメッセ広場の片隅で開かれた。 これまで遠征団闘争を支援してきた人々が共にした。キム・ギドク団長は、 「労働者の怒りが天を突いてもパク・ヨンホはまだ労働者を無視している。初 めてここに来た時、あまり期待はするなという話を聞いた。ところがとても多 くの人々が連帯してくれて、遠征団闘争をうまくやれた。また韓国で、そして ここで会ったすべての人々とコルト/コルテック労働者が現場に帰れるような闘 争を続ける」と述べた。

現地の留学生は、「ドイツで遠征団と会って一緒にした日々は意味深く大切な 時間だった。まだ弾圧される労働者の希望になってほしい。共に闘えたことを 感謝し、ドイツでコルト/コルテック労働者の闘争は続く」と所感を語った。

▲「皆に抑圧でない平和」を祈ったラマスン

民主労働党ヨーロッパ委員会は「あまり支援ができず気持が重かった。私たち もここで労働者として暮しているが、韓国の労働者への弾圧はひどすぎる。ふ とんの中でも遠征団の闘争についてどう連帯をすべきかとても悩んだ。私たち すべてが『ノーコルト』を叫び続けよう」と話した。

コルテック労組のイ・イングン支会長は「9日間の遠征団闘争は、ドイツ現地の 支援がなければ不可能だっただろう。私たちの闘争は今、韓国でまた続く」と し「このドイツでの国際連帯に力づけられ、パク・ヨンホ社長が屈する日まで 闘う。パク・ヨンホがいくら金持ちで度胸があっても、われわれ労働者の馬鹿 力だけではない。ドイツの労働者の権利は、これまでの労働者による激しい闘 争があったためだ。帰って、私たちもまた激しく闘争し、必ず労働者の権利を 勝ち取る」と述べた。

この日、コルトのブースを訪れたが、すでに社長は席を離れ、職員しかいなかっ た。コルトにOEMするアイバニーズとフェンダーも一般客を迎えていてインタ ビューに応じられないと明らかにした。(チョン・ユンミ記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-04-13 03:21:52 / Last modified on 2009-04-13 03:21:53 Copyright: Default

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