韓国:モーターショー会場から追い出された自動車非正規職 | |
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モーターショー会場から追い出された自動車非正規職警察、ソウルモーターショー前で会見を開いた金属非正規職40人を連行
チョン・ムンギョ記者/ 2009年04月03日12時08分
自動車を作る非正規職労働者がソウルモーターショー開幕式の現場で記者会見を 行い、ほぼ全員が連行された。 4月3日午前11時10分頃、京畿道高陽市のキンテクス(KINTEX)で開かれた『2009 ソウルモーターショー』開幕式場前で記者会見をした金属労組非正規闘争本部 (本部長キム・ヒョンウ)所属の組合員約40人が会見最後にパフォーマンスを終 えた直後、ほぼ全員が警察に連行された。 この日の記者会見にはGM大宇とドンヒオート(起亜モーニング生産)、双竜自動 車、キリュン電子所属非正規職などの労働者約50人が参加した。彼らは自動車 を生産する非正規職労働者の低賃金と労働搾取で積み上げた『ソウルモーター ショー』の虚像を知らせるためにこの日の記者会見を準備した。
参席者はこの日の会見の終わり頃に準備してきたモーニング1台に鮮血を撒くパ フォーマンスをした。韓国の自動車が非正規職労働者の『血』で作られている ことを象徴的に見せた。警察はパフォーマンス直後、会見を終えて『帰る』と いう労働者を取り囲んで連行を始めた。警察は11時10分頃の1次連行で警察現場 の指揮者の「全員連行しろ」という指示とともに電撃連行を始め、約40人を連 行した。警察は連行の理由についての記者の質問に「集示法に違反したため」 と述べた。クォン・スンマン金属労組副委員長とキム・ヒョンウ非正規闘争本 部長も共に連行された。
この過程で抵抗した女性非正規職労働者2人が失神し、一山のペク病院に運ばれ た。11時30分現在、警察は連行を避けて残った女性組合員5人も取り囲んで移動 を防いでいる。警察は動員した婦人警官の数が足りず、一部の女性組合員を連 行できないものと見られる。
一方、韓昇洙総理はこの日の開幕式に参加した後、現代車展示館を初めトヨタ、 アウディなどの展示館を訪れ、関係者と会った。イ・ユノ知識経済部長官とチョ ン・ジョンファン国土海洋部長官、イ・マニ環境部長官、キャスリン、スチー ブンス駐韓米国大使、ユン・ヨチョル韓国自動車工業協会会長等もこの日の開 幕式に参加した。 『美しい技術、驚くべきデザイン』を主題に開かれる今回のモーターショーに は9か国の158業者(国内124業者、海外34業者)が参加した。新車23台、コンセプ トカー14台、親環境自動車31台、クーペ/スポーツカー13台など計149台の自動 車が展示された。モーターショーには起亜車の準大型SUVソレントRとGM大宇の 次世代マティスなど、警察に連行された労働者が生産したり生産する自動車も 展示された。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-04-05 08:48:35 / Last modified on 2009-04-05 08:48:36 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |