韓国:コルト・コルテック遠征闘争(7)コルトのブースに進入 | |
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楽器ショー、コルトのブースに進入[コルト・コルテック遠征闘争(7)]警備隊の阻止で一時派出所に
メディア忠清
www.cmedia.or.kr / 2009年04月03日11時53分
▲"NO Cort、Cort Out!"を叫ぶ遠征団員を制止するため警備隊が駆け寄る。 4月2日午前11時30分、ミュージックメッセ内のコルト展示ブースに遠征団が現 れた。一瞬のうちにコルトのブース周辺に現れた遠征団が上着を脱ぐと、黄色 いチョッキがあらわれた。遠征団はシュプレヒコールをあげて宣伝物とコルト のパク・ヨンホ社長の顔が彫られたビラを飛ばした。 コルトのブースの前でバイヤーと会っていたパク・ヨンホ社長と職員の表情が 固まった。朴社長が逃げた瞬間、「ノーコルト!ノーコルト!CEOパク・ヨンホ!」 と叫ぶ遠征団員をミュージックメッセの警備隊が阻止した。自分たちより六寸 は大きい警備隊が遠征団員の襟とカバンを掴んで外に引き出し始めた。これを 見ていたミュージックメッセの訪問客は床に落ちた手配ビラと宣伝物を拾って 読み始めた。 出動した警察と警備隊が『遠征団』を連行すると遠征団の宣伝物を読んだ訪問 客が遠征団の代わりに、警備隊に抗議し始めた。遠征団が建物内の移動派出所 に行く間、訪問客は「韓国の労働者だ。コルトの社長が悪い。手荒に扱うな。 放せ」と先を争って言った。ミュージックメッセ警備隊は遠征団の写真を撮影 した記者も建物内の派出所に連行し、身分確認をした。遠征団員の旅券と出入 証には何の問題もなく、遠征闘争初日に助言を求めたクィンジェル弁護士の積 極的な助けで遠征団員は午後1時頃に全員解放された。 ▲「昨日より今日はもっと、明日は今日よりもっと力強く闘争」ドラムは鳴る コルト労組のキム・ソンイル組織局長は、「昨日社長が『韓国工場は絶対にま た動かさない』と言わなかったなら、昨日私たちの話をもっとよく聞いて心を 開いてくれていれば、コルトはさんざん恥をかかなかった」とし「労働者が自 分の権利を主張してはいけないという非常識な考え方を直さない限り、インド ネシアや中国などので第2の第3のコルト/コルテック労働者が出てくる」と話した。 続いて「うちの子が前はコルトを誇らしく思った。世界に出すギターを作ると。 ところで今は犬のような社長という。私たちの事情を知る人々は誰もがそう考 える。パク・ヨンホ社長は今も工場に戻りたいという私たちの気持を推し量っ て、百回謝罪してまた私たちと話をしなければならない」と強調した。 この日、遠征団のミュージックメッセ進入の知らせはミュージックメッセ参加 業者と訪問客、バイヤーたちの間で大きな話題になった。多くの人々がミュー ジックメッセ広場を通るときは、遠征団に手を振って『ノーコルト』の缶バッ ジを受け取った。また彼らが先に立ってマイクを掴み、外国人に各国の言葉で 遠征団の闘争を知らせた。 闘争基金も募金された。メッセを訪問して遠征団の闘争を知った韓国人とドイ ツ人が「他国まできて、大変だろうが、私ができるのはこれだけで申し訳ない」 とすぐ自分たちの財布を開いた。 午後からはミュージックメッセ訪問客と市民を対象に宣伝戦が始まった。訪問 客は「音楽とマイクの音が大きすぎてメッセの建物では聞こえない。声を若干 下げるともっとよく聞こえる」と伝えた。また「今日午前のあなた方の行動を 支持する。あなた方が行けなければ私が宣伝物を配る」と遠征団から宣伝物を 受け取った。他の訪問客も「私たちにできるのは缶バッジを付けることならば 喜んでする。社長はとても悪い」と繰り返し話した。さらに遠征団にうるさい と威嚇するドイツ人に「彼らは本当に正しいことをしている。あなたが乱暴す れば警察に通報する」と言う人もいた。 ▲CEO作曲の「コルト」の楽譜は休止符だけだ。理由はコルトが労働者の工場を奪ったためだ/ミュージックメッセの前パフォーマンス この日、遠征団に合流した留学生のムン・ソンウォン氏は自分で準備したパ フォーマンスをミュージックメッセ広場に設置した。このパフォーマンスにつ いてソンウォン氏は「この楽譜は休止符だけがある。理由はコルトが労働者の 工場を奪ったからだ。労働者たちは演奏したくても休まなければならないから 演奏できない。私はパク・ヨンホ社長が強制的に労働者の雇用を奪ったことを 表現したかった」と説明した。多くの外国人がこのパフォーマンスを見て駆け 付け、共に写真を撮り、缶バッジを襟に付けた。 午後7時からはキャンドル文化祭が行われた。「何人もいない少数でも頑張り、 工場を返してもらおう!」という声がミュージックメッセ広場に鳴り響いた。こ の日のキャンドル文化祭には遠征団の全てを支援している韓国留学生と民主労 働党、進歩新党党員が参加した。一方、ドイツ金属労組は「コルト/コルテック 労働者の判断を尊重するとし、ドイツ金属労組の旗を宣伝戦の場に置くことを 快く受け入れた。 ▲犬も"No Cort!"ネックレスを巻く キャンドル文化祭に参加したドイツ金属労組フランクフルト支会のカティンカ 副支会長は、「労働者弾圧で作ったギターはギターではない! 通る市民は今こ こに来い! コルトのブースでは分からないコルトが犯した残酷な事をすぐこの 労働者たちから確認できる」と道を行く人の参加を訴えた。 遠征団員は「昨日より今日もっと! 明日は今日より力強く闘争する」とし「パ ク・ヨンホ社長の考えと態度が変わらなければ私たちの闘争は今後さらに強く なる」とミュージックメッセに警告した。(チョン・ユンミ記者) ▲たとえ小さくても今日もコルト/コルテック労働者の希望を入れたキャンドルがついた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2009-04-05 08:48:02 / Last modified on 2009-04-05 08:48:03 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |