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ミュージシャンも知るべきギター労働者の苦痛

[コルト・コルテック遠征闘争(5)]闘争団を記憶するドイツの市民

メディア忠清 www.cmedia.or.kr / 2009年03月31日10時51分

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▲ベルトラム氏は「コルト/コルテック労働者の話は残念」と首を振った。

夜遅く、フランクフルト中央駅近くの、ジャズが流れるクラブでベルトラム・ リッター氏と会った。

18年間ドラマーとして活躍しているベルトラム氏は「私が好きなブランドがあ るが、私が使う楽器は労働者の涙で作られたのなら、演奏をしても気が乗らな いだろう。(コルト/コルテック労働者の話は)残念だ」と首を横に振った。

演奏のためにクラブを訪れたベルトラム氏はコルト/コルテック労働者の話が書 かれたチラシからしばらく目を離せずにいた。

「OEM生産方式で楽器を作っていることは知っているが、そのような方式は楽器 の質を落とす。だから私は抗議する」と話し、ベルトラム氏は「抗議ハガキを 一緒に書いてもいいか」と尋ねた。

一緒にクラブで演奏をする友人にもコルト/コルテック労働者の闘争を話し、自 らチラシを配ったベルトラム氏は「今、世界的に雇用問題が深刻だが、それを 発生させた経済危機が労働者に与えられてはいけない。私は一生懸命働いてき た労働者がこんなに苦しんでいることをミュージシャンに伝える」と述べた。

続いて「音楽で成功するには、当然楽器を作る人たちも成功しなければならな い」とし「韓国のギター労働者の闘争が必ず成功して、良い音を出す楽器が増 えるといい」と力説した。

一方、フランクフルトの労働者と市民は、3月28日に開かれたG20反対集会での ドイツ遠征団の闘争を記憶していた。

▲中央駅でコルト/コルテック闘争のチラシを配る遠征団員

3月30日、ドイツ遠征団はフランクフルト中央駅と大学、ハウフトバークで宣伝 戦と文化公演をした。遠征団が行く先々で『コルト アウト』と書かれたカンバッ ジを付けて歩く市民と会えた。ドイツの市民は「4月1日、メッセ広場で会おう。 あなた方の闘争はとても印象深い」と反応した。

この日の宣伝戦にはドイツに旅行に来た演劇人チョン・ハンビョル氏と会えた。 チョン氏は「ギターを初めて買う時は、皆コルト買えと言う。だがOEMになった 後、コルトを買えとはいわない。音が安っぽくなったから」と話した。

続いて「今日来たのは、知り合いの後輩からコルト闘争のことを聞いたから」 とし「ギター同好人の間では中国産コルトが良くないことは皆知っている。値 段が安くても音が悪ければ意味がない」と説明した。チョン氏は「コルト大企 業が利益を上げることに恋々とせず、世界的なブランドを作ろうと考えるべき だ。もっと金を稼ぐために労働者を弾圧して工場を中国に移して、ギターの質 が落ちれば、多くのギタリストから無視される」と強調した。

福祉縮小政策に反対する月曜デモの運動員は「週末にコルト/コルテック闘争を 見た。あなた方は本当にすごい。労働者の生存と福祉を威嚇するものと戦い、 ぜひ勝ってくれ」と伝えた。(チョン・ユンミ記者)

▲福祉縮小政策に反対する月曜デモ運動員がコルト/コルテック闘争を紹介している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-04-05 08:34:22 / Last modified on 2009-04-05 08:34:23 Copyright: Default

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