二大労総、公共部門労組が共同闘争を宣布

MB公企業先進化阻止に連帯...「先進化公企業設立の趣旨を毀損」

韓国労総と民主労総の連帯が傘下連盟に広がっている。

韓国労総公共連盟と民主労総公共運輸連盟は11月4日午前、民主労総で記者会見 を開き、李明博政権の公共機関先進化政策反対闘争に連帯すると明らかにした。

▲ペ・ジョングン韓国労総公共連盟委員長とキム・ドファン民主労総公共運輸連盟委員長が手を取った。

彼らは10月30日に指導部会見をして合意文を作成した。

彼らは「公共機関先進化が公共機関の設立目的を傷つけ、庶民に提供されるべ き公共サービスを弱めており、労使の自治と労働基本権という憲法的な価値を 否定して労組弾圧の手段に悪用されている」と指摘し、△団体協約改悪推進な どの政府の不当な労使関係介入への共同対応、△公共性を傷つける一方的な予 算指針および経営評価制度廃止を共同で展開、△年俸制、賃金ピーク制などの 違法な賃金体系改悪共同闘争、△公共機関運営委員会労働界参加制度化の推進、 △公共機関地方移転労政合意事項未履行への共同対応、△公共機関先進化反対 および公共性強化に同意する市民社会および政党との協調推進に合意した。こ のために実務協議会を構成して、安定して議論を進めることにした。

公共運輸連盟のキム・ドファン委員長は、「公共部門労働組合を殺して金持ち 減税で発生した問題を労働者に転嫁する李明博政権の公共機関先進化に反対す る」とし「国務総理を代表として、政府は公共部門労働者と協議を始めろ」と 述べた。

公共連盟のペ・ジョングン委員長は、「政権が変わるたびに公共部門労働者は 犠牲になった」とし「国民に奉仕するため、李明博政権の公共部門先進化粉砕 に連帯する」と話した。公共連盟は公共運輸連盟が6日に予定するストライキを 李明博政権が弾圧すれば共同で対応する立場を明らかにした。

この日の記者会見を始めとして、二大労総の公共部門労働組合は全国同時多発 で対国民宣伝戦を行い、11月26日には国民大討論会も開く。また李明博大統領 自身が主宰、28日に開かれると発表された『2次公企業先進化ワークショップ』 に合わせて、共同で大規模集会も予告している。

一方民主労総公共運輸連盟に所属する鉄道、ガス、発電、年金、病院の労働組 合が構成した『李明博政権の公共部門先進化粉砕と社会公共性強化のための共 同闘争本部』も、続けて記者会見を開き、6日に5万人の組合員が参加する一日 ストライキをすると宣布した。

▲鉄道、ガス、発電などは6日共同ストライキに突入する。

彼らは6日午後3時、果川政府総合庁舎前で大規模ストライキ宣言大会を開く。 『2次公企業先進化ワークショップ』を前にした16日から20日まで、地域別の 循環ストライキを計画している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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