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韓国:鄭夢準議員は煙突の状況を知っているか
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鄭夢準議員は煙突の状況を知っているか?

現代尾浦座り込み27日目進歩新党、警察とヒョンジュン社長告発

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2009年01月19日16時15分

蔚山では100m煙突の上の二人に食べ物を上げるために毎日死闘が行われている。

1月17日深夜12時には現代重工業の警備員50〜60人が進歩新党断食団をはじめ、 煙突の下で座り込みをしていた人々を殴打し、負傷者が続出した。

この日開かれた嶺南圏労働者大会では、参加者が煙突の上に食べ物を上げよう としても、現代重工業側が放水銃を撃ち、これを妨害した。零下の気温で参加 者が死闘を続けた末、放水銃を破ってようやく食べ物を煙突に上げられた。

▲嶺南圏労働者大会が開かれた17日、放水銃を突き破り参加者が煙突の上で食べ物を上げようとしている。[出処:蔚山労働ニュース]

こうした状況が繰り返され、現代尾浦造船と現代重工業の最大株主である鄭夢 準(チョン・モンジュン)ハンナラ党議員が出てくるべきだという提起が続いて いる。鄭夢準議員のホームページには今蔚山でおきていることを知らせる記事 と呼び掛け並んでいる。しかしまさに鄭夢準議員が蔚山でおきていることを知っ ているのかどうかさえ確認されない状況だ。

鄭夢準議員室の関係者はチャムセサンとの電話通話で「会社に関する業務は知 らない」と話した。鄭夢準議員が今起きている事件を知っているのかについて も「確認できない」という言葉が戻った。

▲鄭夢準議員のホームページに蔚山のニュースを伝える文が書き込まれている。

一方、シム・サンジョン進歩新党常任代表は1月19日、蔚山地方警察庁での記者 ブリーフィングで、1月17日の暴力事態に関して、蔚山東部警察署長と関連警察、 チェ・ギルソン現代重工業社長などを告発すると述べた。

シム・サンジョン代表は「17日夜に強行された暴力は、非正規職労働者への差 別と弾圧以上に、民主主義を願う勢力へのテロ」と規定した。シム・サンジョ ン代表は「暴力行為の全貌、警察のほう助など、20数年間、現代重工業警備隊 という私設警察組織が維持されている現代王国の警備隊運営実態も徹底的に調 査する予定」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2009-01-25 01:32:13 / Last modified on 2009-01-25 01:32:14 Copyright: Default

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