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韓国:現代「煙突座り込み者への食事の供給は絶対ダメ」
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現代「煙突座り込み者への食事の供給は絶対ダメ」

イ・ヨンド、キム・スンジン、ミネラルウォーター2本で寒さと闘う

蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2008年12月26日10時36分

100メートルの煙突で座り込みをしている民主労総蔚山本部のイ・ヨンド首席副 本部長と現代尾浦造船現場の声のキム・スンジン議長は、ミネラルウォーター 2本で二日目を粘っている。

真冬の夜、非常に低い気温の中で、高空籠城者の低体温症が心配され、対策委 は食物と防寒服を煙突にあげるため色々な角度から努力したが、結局現代重工 業の妨害で供給できなかった。

昨晩、東区議会所属進歩新党ソ・ヨンテク議員とノ・オクィ代表など3人が警察 署長と面談、翌25日午前、食事を煙突に上げることを合意していた。

二人が煙突座り込みをしているのは現代尾浦造船近くのエジョンマン埠頭入口 の現代重工業焼却場だが、問題は警察ではなく現代資本だった。

煙突に食物を上げるため焼却場に入ろうとしたが、現代資本の指示で警備員が 守って門は開かれなかった。

午前中ずっと民主労総蔚山本部イ・ドンイク組織局長など対策委の人々が、あ るいは開くのではないかとその場から離れずにいたが無駄だった。

なんとか警察署長が同意した物品供給が現代資本によって詰まってしまったのだ。

対策委は「やはり現代資本だ。国家権力より資本の力が優位であることをわれ われは今、この目で見ている。飢え死んで凍え死ねという声しか出ないのか」 とくやしい気持で鬱憤を晴らした。

正午過ぎ、現代資本に対抗してどれほど人が死ななければならないかと煙突で 食物供給を要求し、イ・ドンイク局長がシンナーをかぶろうとしたが幸いいち はやく引き止めた対策委の人々で事故を防いだ。

午後1時頃、イ・ドンイク局長の怒りを目撃した現代資本は防寒服は上げるが、 食物は絶対だめだという言葉を対策委に伝えた。

対策委と現代資本の指示を受けて焼却場の扉を守っていた警備との間で一回小 競合があったが、防寒服だけは上に送っていいという言葉だけが戻ってきた。

しようがなく座り込み者に電話して防寒服でも上げようとしたがイ・ヨンド、 キム・スンジンの二人は現代資本の蛮行を聞いて、屈することなく防寒服もい らないと話し、対策委の心を焦らせた。

午後4時30分、支援対策委は現代重工業、現代尾浦造船の非人間的蛮行とイ・ホ ンウ組合員の闘争の意志を知らせるために東区地域宣伝戦を始めた。

支援対策委はクリスマスのこの日、多くの人々が行き来する東区現代デパート で鄭夢準ハンナラ党最高委員が最大株主の現代尾浦造船、現代重工業で頑張っ て働く労働者をいかに締めつけているかを知らせた。

現代デパートを通りすぎる労働者たちは支援対策委が配る宣伝物を読みながら 「そんなことがあったか」と「悪いやつらだ」とし、支援対策委に頑張れとい う言葉をかけることもした。

12月25日、進歩新党、民主労働党区議員の東区庁抗議連座座り込みが午後6時ま であった。

支援対策委は26日にも東区地域宣伝戦を続ける予定だ。(イム・テミ記者)

▲民主労総蔚山地域本部イ・ドンイク組織局長が物品供給が阻止され、現代資本への怒りを表出している。

▲警備や管理者が現代重工業焼却場の塀の中で対策委の人々を見下ろして笑っている。後に隠れている人は手まねで悪口を飛ばしている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-12-27 17:55:54 / Last modified on 2008-12-27 17:55:55 Copyright: Default

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