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韓国:廃業に対抗して雇用継承、賃上げ勝利を叫ぶ
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モーニングを作っていた労働者が高空籠城をした理由

廃業に対抗して雇用継承、賃上げ勝利を叫ぶ

メディア忠清 www.cmedia.or.kr / 2008年12月03日15時00分

起亜車モーニング生産工場のドンヒオートで、学歴脱落により9月に解雇され、 出入を阻止されていた労働者イ・ベギュン、パク・テス氏が3か月ぶりの12月2日 の昼、ドンヒオートに入った。

彼らは「賃上げ勝利」、「廃業闘争勝利」というプラカードを巻いてドンヒオー ト構内食堂前に設置された10m高さの横断幕設置台に上がり、8時間高空籠城を した。

▲会社がウィングカーの扉を上げ、彼らを分けようとしたが設置物が高くて分けられなかった。

ドンヒオート側は建造物侵入、業務妨害を主張して警察を呼んだが、二人の解 雇者は現在、組合員の身分を維持しているため事実上会社への出入が法的に保 障されており、警察は強制鎮圧はできないという。続いて会社は24トンのウィ ングカーを設置物の前に置いて両ウイングを広げ、二つの解雇者を分けようと したが、設置物が高くて分けられず、午後2時頃に119救助隊がきて、地面にマッ トレスをしいた。

一方、ドンヒオートで二人の解雇者とともに解雇、解約された労働者で構成さ れたドンヒオート社内下請解雇者復職闘争委員会(以下解復闘)は、会社に出入 できず、二人の解雇者が設置物に上がっている間、鉄条網で封鎖された会社の 裏山にのぼり、同僚たちに二人の解雇者を支持してくれと訴えた。

寒い中、8時間設置物にいて、降りてきたイ氏は「解雇の後、初めて工場の中に 入った。いつも工場の中に入れず、正門、山の上と転転とし、一日もはやく工 場に帰りたい気持ちだけだった。元請管理者と業者所長、班長、警備員が弾圧 したが、設置物に上がった私たちを見て、組合員は高い関心を示した。寒いか らと缶コーヒーをくれる人々も多かった。寒かったが近くで組合員と会えてう れしかった」と伝えた。

解雇者はなぜ工場の横断幕設置台に上がったか

二つの解雇者をはじめ、解復闘は組合員の身分が維持されており、会社(労働組 合)への出入が自由だが、会社と韓国労総所属業者労組が彼らの会社出入を拒否 しており会社に入れない状態だ。

解復闘は、ドンヒオートの12の社内下請中テワン企業が12月31日付で業者廃業 予定で、テワン企業112人労働者がただ1人も解約されず諸般の労働条件および 雇用継承が全てなされなければと主張している。

一般に社内下請労働者と同時に、契約職労働者である非正規職労働者は、社長 だけが変わる業者廃業の時、会社が勝手に労働者を解約したり勤続年数が認め られないなど、諸般の労働条件が後退するのは日常茶飯事だ。これに関して労 働者を保護する法的な装置は何もない。

また12月11日「ドンヒオート協力社労働組合協議会」で「賃金交渉ワークショッ プ」が公示され、2009年ドンヒオート社内下請賃金交渉が浮上、解復闘は「今 度こそ組合員の意思を反映させ、まともな賃金交渉要求案を作ろう」と要求し ている。

解復闘によれば毎年、賃金交渉はその年初に行われるが、今年は会社のライン 増設問題で10月末から「2008年労使セミナー」が行われるなど、賃金交渉に関 する議論は既に行なわれており、来年の賃上げ要求案が時間当り370ウォンとい ううわさが現場内で公然と出回っているという。

解復闘は毎年、労組の賃上げ要求に関し、組合員へのアンケート調査をすると、 時間あたり590〜600ウォンの結果が出るが、労組は300〜330ウォンで要求案を 作り、会社と交渉する。つまり、「会社(元請、下請け)の好みに合わせて結局 は会社が提示した案と同じ賃上げで合意した」と怒った。

[出処:ドンヒオート社内下請解雇者復職闘争委員会]

続いて賃上げ合意案は毎年上がる法定最低賃金と同等の金額で、結局は法定最 低賃金より10ウォン、20ウォン多い引上げでしかないと批判し、組合員の賃上 げ要求が労組の賃上げ要求案になり、会社と闘争すべきだと主張した。(チョン・ ジェウン記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-12-14 15:52:18 / Last modified on 2008-12-14 15:52:19 Copyright: Default

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