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「アリアンツ生命ストライキ事態をこれ以上放置するな」

「市民対策委員会」発足、労組に技術的・法律的支援することに

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2008年06月19日17時29分

保険業界史上初の長期ストライキを続けるアリアンツ生命労組に、市民社会各 界各層の人々が支援の意を表わして注目されている。

韓国社会法学会のイ・グァンテク会長と高麗大のカン・スドル教授を共同議長 とする「アリアンツ生命ストライキ解決のための市民対策委員会」は、6月19日 午前10時にソウル征東セシールレストランで記者会見を行い、ストライキ事態 の迅速で公正な解決を要求した。

▲アリアンツ生命労組ストライキを支援する市民対策委員会が19日に発足した。[出処:全国事務金融労働組合連盟]

市民対策委は「アリアンツ生命ストライキを早期に解決できるように技術的、 法律的支援をして、政府関係部署および諸政党に至急、問題解決を要求しよう とする」という活動目的を明らかにした。またドイツの各政党と市民社会団体、 労働団体とも連帯および協力方案を講じ、ドイツのアリアンツ本社経営陣がス トライキ事態の解決に出られる環境を造成する計画だ。

彼らは記者会見文で「アリアンツ生命ストライキの根本的な原因は、2008年1月 の会社側による成果給制の一方的実施」とし、△解雇者即刻復職、△懲戒および 告訴告発取り下げ、△賃金、成果給制、支店長労組加入などの誠実交渉を会社側 に要求した。

アリアンツ生命は、ドイツ最大の損害保険社であるアリアンツが1999年に第一 生命を買収して進出した企業で、2008年1月に労組との合意なく成果給制を導入 し、ストライキ事態を呼んだ。その後、ストライキに参加した支店長92人が解 雇され、ジェ・ジョンギュ労組委員長など2人が拘束されたのに続き、5月16日 には会社側は職場閉鎖を断行、6月19日現在、148日間続くストライキ事態の解 決は兆しが見えない。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-21 05:04:07 / Last modified on 2008-06-21 05:04:09 Copyright: Default

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