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韓国:ニューコア-イーランド労組、香港遠征闘争
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ニューコア-イーランド労組、「香港遠征闘争に行く」

事態長期化に労組側、衣類ブランド売り上げ打撃闘争を展開

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年02月12日13時25分

「イーランドグループの無鉄砲労組抹殺」

旧正月を過ぎ、ニューコア-イーランド労働者のストライキは、8か月を越えた。 非正規法の施行とともに行われた外注化による非正規職大量解雇に反対して始 まった彼らのストライキは、半年たっても解決していない。

これまでニューコア-イーランド労組は、使用者側に大幅な譲歩案を提示して早 期妥結を要求したが、イーランドの使用者側は逆に労組幹部と組合員の解雇と 懲戒で答えた。そのためニューコア-イーランド労組はホームエバーとニューコ アなど、イーランドグループに所属する流通店舗に行ってきた売り上げ打撃闘 争を拡張し、イーランドグループ所属の衣類ブランドの売り上げにも影響を与 える戦いをはじめる計画だ。

▲ニューコア-イーランド労働者のストライキは8ケ月を越えた。/チャムセサン資料写真

これについてイーランド一般労組は「イーランドグループは衣類部門と中国法 人の収益を背景として、労組の抹殺を最終目標として全力を傾けている」とし 「イーランドグループ経営陣の労組無力化と抹殺の目的は、傍若無人の水準で、 対話で説得することができない状況」と批判した。

ニューコア労組も「イーランドグループはまだ事態を解決する意志を見せてい ない」とし「むしろ労組が屈して降伏することだけを望み、労組をなくすこと に懸命になっている」とイーランド使用者の態度を非難した。

『フーアーユー』売り場打撃闘争開始、「一日もはやく終わらせるために」

こうしたイーランド側の態度のため、ニューコア-イーランド労組は衣類ブラン ド打撃を含むイーランドグループの中国法人の香港証券市場上場を阻止するこ とを目標とする香港遠征闘争を行う計画だ。

まず今日(2月12日)午後2時、現代デパート弥阿店前で集会を開く。今回の集会 について労組側は、「イーランドグループ所属デパート入店衣類ブランドの 『フーアーユー』の退出を要求することで、イーランド資本に直接圧力をかけ るもの」と明らかにした。このために労組はデパートの店長との面談も要求す る予定だ。『フーアーユー』は、現在全国40の売り場を運営しており、今年は 500余億ウォンの売り上げを展望しているという。

労組側は、「ストライキを続けてきた組合員は、長期のストライキで生計苦と 健康の悪化など、心身が衰弱している」とし「一日でもはやく終わらせなけれ ばならないという切迫した気持から、イーランド資本に対して決着をつける闘 争が不可避であり、他の選択の余地はない」と早期の事態解決を要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-02-14 09:21:20 / Last modified on 2008-02-14 09:21:22 Copyright: Default

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