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LNJ Logo 韓国:大田労働庁8時間占拠籠城の末、労働庁の確約
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「29日までに事業場の代表が参加する交渉の席を作る」

コルテック-ハイテク、大田労働庁8時間占拠籠城の末、労働庁の確約を受け取る

メディア忠清 cmedia.or.kr / 2008年10月23日13時29分

▲最終面談の結果を知らせるハイテクのチョン・ウンジュ副支会長

全員連行を覚悟したコルテック-ハイテックRCDコリア(以下ハイテク)労働者の 大田地方労働庁(以下大田労働庁)占拠籠城が10月23日午前2時頃終わった。

彼らは労働庁で8時間座り込みをしたあげく、キム・ユンベ庁長から「労働庁が 最善を尽くして10月29日までにコルテック-ハイテク社長が参加する交渉の場を 作るよう最善を尽くす」という約束を受け取った。

彼らが大田労働庁占拠座り込みをした理由は、午後4時頃から始まった面談で、 二時間以上たっても、金庁長が「公式に何も話せない」と言い続けたためだ。

これに関して労働者たちは「実質的な解決方案を探すためには、コルテック、 ハイテクの社長であるパク・ヨンホとパク・チョンソが交渉に出てこなければ ならない。29日に開かれる金属労組の決意大会前に交渉ができるようにしろと いうことだ」と説明した。大田労働庁は「大株主を出てこさせると確答をする ことはできない。だから対立を続けている」と説明した。

労働者の切実な呼び掛けにも労働庁長は黙々無返答
「壁に話せば気が晴れる...なぜ鉄塔に上がったのかにどう答えますか?」

▲質問の答を聞けずにいるハイテク副支会長と質問に答えず沈黙する大田労働庁長.

▲「私たちは何もしなかったですか? することはしました」-労働庁前コルテック担当キム・テモ勤労監督官

▲労働庁長が二時間ほど沈黙を続け、落ち込んだ面談委員.

10月22日午後3時、大田労働庁前ではコルテック-ハイテク労働者を含む金属労 組大田忠北支部所属組合員約50人が「事態を解決する意志がない労働庁の職務 遺棄」を糾弾する決意大会を開いた。彼らは「自分の家族が電流が流れる鉄塔 に立っていると考えれば、こうして傍観してはいない」とし「労働庁の責任あ る回答と解決の意志を見せろ」と注文した。

続いて4時から進められた労働庁長との面談でも「二人の労働者が命賭けで戦っ ているのに、労働庁はただじっとしているのか? 解決の意志があるのか」と質 問したが、労働庁は「私たちもするだけした。なぜそこに上がったのか」と反 問し、面談参加者と労働庁関係者のあいだで語調が高まった。

面談の間、労働者たちは「29日の金属労組決意大会が開かれる前までにコルテッ クのパク・ヨンホ、ハイテクのパク・チョンソ社長を呼び出して、交渉しよう」 と注文したが、労働庁長は「私たちは公式に何とも話せない」と口を硬く閉じた。

大田労働庁の周辺で面談の結果を待っていた労働者たちは、この報せに接した 後、「なぜ労働庁は立場を明らかにしないのか。李明博政権が労使介入するな と言ったからか。労働者が死にそうなのに、なぜ上がったかと言うとは、まと もな精神か」とし、午後6時頃、大田労働庁ロビー占拠籠城に突入した。

労働庁長「公式に何とも話せない」
労働者たち「解決策を出したのか、私達を拘束させたのか」

▲労働庁との誠意ない面談の結果に抗議して労働庁で座り込みを決意する労働者たち

▲「労働庁の職員はコルテックの事情を知りません。注意深く読んで下さい」

その後30数分間、2次面談が行われたが、労働庁長の回答が変わらず、「労働者 たちは労働庁長の責任ある回答があるまで座り込みを続ける」とし、1階ロビー で占拠籠城闘争を始めた。

これに関してハイテク労組のチョン・ウンジュ副支会長は、「2時間を越える面 談でも、労働庁長の返事は何もできないということだけだった。壁を見て話せ ば、いっそ気が晴れる。なぜ庁長は、労働者が訴えても何も言わず座っている のか」とはがゆさを吐露した。続いて「労働庁がパク・チョンソとパク・ヨン ホを呼び出して交渉をするという確答を必ず得る」と語った。

コルテック労組のチャン・ソクチョン事務長は、「今、ソウルではハイテク、 コルテックの支会長が感電の危険を押し切って座り込みをしている。私たちが このまま退けるか」とし「労働庁の積極的な解決の意志を確認するまで、努力 するという言葉ではなく実質的な解決方案を出すと言うまで、連行されようが 拘束されようが労働庁を離れない」と述べた。

▲「人がご飯を食べるのを初めて見ますか? 私たちは猿ですか? なぜ見物するのですか?」

▲午後6時、労働者たちが労働庁1階ロビーで座り込みを始めた。

午後10時30分。労働者たちは「これ以上、手をこまねいて待てない。庁長の顔 を見て話そう」とし、1階ロビーから庁長室がある2階に上り始めた。そこで労 働庁の職員たちと衝突があり、この過程で女性労働者たちは労働庁の職員から セクハラにあうこともした。女性労働者たちは身体の一部を触ったり掴む労働 庁の職員に「どこを触るのか、刺激するな」と大声を張り上げて抗議し、謝罪 を要求したが、結局謝罪は受けられなかった。

この時、労働庁の職員は兵力の投入を要請し、十分もたたないうちに戦闘警察 1中隊が大田労働庁正門に配置された。

労働者たちは、「外に出て話せば、みんな労働庁に行けと言うのに、私たちが こうして労働庁の職員に殴られながら庁長と会おうと言うのは夢にも考えられ ない」とし、「なぜ私たちがここにきたのか、少しは考えてみろ。今、二人の 労働者が感電の危険を押し切って命をかけて戦っていのに、私たちがここで退 けるか。庁長は今日私たちと約束しなければ出て行けない」と脅した。

また「今日この場で私たち全員を引き出すのか、でなければ私たちの要求を受 け入れて使用者側の社長が参加する交渉の場を作るかを決めろ」と強調した。 その後労働者たちは庁長室前の2階廊下で座り込みを続けた。

▲庁長室に上がろうとする労働者たち

▲庁長室の前で労働者たちと労働庁職員らが体当たりをしている。

▲「CCTVを消せ。ハイテク労働者は労災が認められた患者です」チョン・ウンジュ副支会長が労働庁職員に抗議している。

▲正門に配置された警察兵力

▲コルテック-ハイテク労働者の話が放映される時事番組を視聴している。

▲「庁長様、扉をあけて私たちと対話しましょう」

「二つの労組の問題が共に解決されるまで何がなんでも共に行動」

うっとうしい時間が流れ、10月23日の午前1時頃、警察が撤収した。続いて1時 30分、労働庁長は労働者と交渉するために、7時間近く閉まっていた庁長室の 扉をあけて面談委員を受け入れた。

面談の後、ハイテクのチョン・ウンジュ副支会長は「われわれは29日までに社 長が参加する交渉の場を要求した。これに対して労働庁長は、最大限話をまと めて早いうちに場を作るよう努力するといった」と伝えた。続いて「今日この 場でわれわれは、コルテックとハイテク二つの労組のどちらかが解決すれば終 わる戦いではなく、二つの労組の問題がすべて解決するまで共に闘うことを確 認し、決意した」と明らかにした。

以後、彼らは「労働庁の責任ある姿勢を望む」と座り込みを解いた。座り込み 開始から8時間後だった。(チョン・ユンミ記者)

▲8時間後に開かれた庁長室に面談委員が入る。

▲最終面談結果を知らせるハイテクのチョン・ウンジュ副支会長

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-26 08:43:58 / Last modified on 2008-10-26 08:44:00 Copyright: Default

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