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韓国:釜山でもニューコアが「労労葛藤誘発」
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釜山でもニューコアが「労労葛藤誘発」

名義は『ニューコア・ケジョン店組合員』文書番号は会社側のもの

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年08月16日12時17分

売り上げゼロ闘争もしていない売り場から到着した抗議文書

8月13日、『ニューコア労組蔚山店、蔚山城南店全体組合員一同』名義で民主 労総が行っている不買運動と売り上げゼロ闘争の中断を要求する署名が民主労 総蔚山本部に届けられたのに続き、14日には民主労総釜山本部に『ニューコア ケジョン店組合員一同』名義の文書が到着した。民主労総蔚山本部に届けられ たものと同様の内容だった。

▲文書番号には「ケジョンニューコア(営支)」と書かれている。これはケジョン・ニューコア「営業支援部」の略で、会社の文書番号であることが明らかだ。[出処:ニューコア労組]

しかし届いた文書の文書番号が労組のものではなく、『ケジョン・ニューコア 営業支援部』と記されたニューコアケジョン店の文書番号だった。しかも、組 合員と言って民主労総釜山本部に文書を持って来た人々も、その一部がテナン トオーナーであることが確認され、ニューコアが労労葛藤を意識的に助長して いるという指摘が相次いでいる。ニューコア・ケジョン店は売り上げも小さく、 ニューコアの直接経営比率も低いため、地域での売り上げゼロ闘争から除かれ た店舗でもある。

13日に民主労総蔚山本部に到着した署名用紙には、自分の名前が入っている事 実も知らない人の署名も含まれていることがわかった。

ニューコア労組、「会社の表裏が違う行動」に怒り

これに対してニューコア労組は「昨今の事態は、純粋に組合員の決定ではなく、 会社側の懐柔と脅迫による不当労働行為であることは確実だ」と強く反発した。

特にニューコア会社側は、表面ではマスコミを通して「契約解止者、約80人を 再雇用する」など前向きな態度に映っている反面、現在進行中の交渉では前向 きな案を提示しないばかりか職場閉鎖と労労葛藤誘発行為などをしていること で、労組側の怒りはさらに深まっている。

ニューコア労組は「釜山ケジョン店の組合員も労組総会でのストライキ賛否投 票で、組合員自らがストライキ闘争賛成を選択した」とし「地方店舗という条 件上、現ニューコア労働組合のストライキ闘争には参加していないが、何かの 脅迫がなくてはスト闘争に賛成した組合員が反労働組合的行為をするとは考え られない」と指摘し、「会社側がしているすべての行為は裏表が違う行動とし か思えない」と会社側が不当労働行為を即刻中断することを要求した。

民主労総釜山本部も声明で、「今回の事態はニューコアの不当労働行為と労組 破壊工作であるのは明らかだ」とし「誠実な交渉どころか今のように労労葛藤 を誘発し、労組破壊工作を続ければ、ニューコアに対する糾弾闘争をさらに強 く展開する」と警告して再発防止を要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-08-19 03:22:54 / Last modified on 2007-08-19 03:22:56 Copyright: Default

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