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李相洙、「民主労総が第3者介入」

民主労総、「公権力投入した政府が3者介入」と反論

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年07月23日17時14分

『また』問題になった李相洙長官の言葉

労働部の李相洙長官によるイーランド事態の『言葉』がまた問題になった。今 度は、民主労総を『第3者』と言明して「イーランド事態は労使が自主的に解 決させるべきだ。これに第3者が介入して不買運動をしたりするのが果たして 事態をきちんと解決させる側に行くのかはとても疑わしい」と話した。

李相洙(イ・サンス)長官は23日午前、『CBSラジオ ニュースレーダ』に出演し、 このような話をした。これについて民主労総は「公権力投入で労使交渉を妨害 した李相洙長官こそ第3者だ」と強く反論した。

民主労総の組合員の問題に民主労総が出た。なぜ第3者?

李相洙長官は「発端はイーランド側が労組と十分に相談もなく、一方的に非正 規職を解雇して外注化に出し、問題が触発された」とイーランド会社側の問題 を認めながらも、「やむをえず公権力を投入して問題を解決した」と、事態を 悪化させた政府の責任を回避した。

李相洙長官は再びすべての問題を労働者に転嫁した。李相洙長官は、「いくら 良い名分があっても法は守るべきではないか」とし「占拠座り込みは不穏当な 方法」と話した。これについて労組側は「不法はむしろ会社側が犯した不当労 働行為をきちんと処罰しなかった政府」と反論している。

このような李相洙長官の発言に、民主労総の李錫行委員長は「ニューコア労組 とイーランド一般労組の組合員は民主労総に所属する組合員で、民主労総の主 人である組合員が闘争をするのだから、当然それが民主労総の闘争になる。そ れのどこが第3者なのか」とし「公権力投入した政府と盧武鉉政権こそ3者介入」 と反論した。また李錫行委員長は「一考する価値もない」と李相洙長官の言葉 を無視した。

李相洙長官の今回の『3者介入禁止』発言は、20年前に消えた悪法の争議調整法 にあった第三者介入禁止条項を表現したもので、「李相洙長官の遅れた労働観 を見せるもの」と労働界は評価する。

李相洙、「私は熱心に仕事をしている」

一方、今回のイーランド事態で非正規法の問題点が広く知られ、廃棄や再改正 の声が高まっているが、李相洙長官は繰り返し廃棄や改正の意志がないことを 再確認した。李相洙長官は「互いに協力して法を定着させ、それでも問題があ れば直せば良い。法を施行してから1か月もたたない状況で法を変えろだの 悪法だから撤廃しようということが穏当なこととは思わない」と話した。

このように、労働界の行為や意見に反対の立場を維持している李相洙長官は、 それでも自分は最善を尽くしているという立場を述べた。李相洙長官は「少し だけ不満を持たせるのが最善」とし「私は今でも自分なりに労働者のために熱 心に仕事をしている」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-28 09:59:38 / Last modified on 2007-07-28 09:59:39 Copyright: Default

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