韓国:李相洙長官の相次ぐ発言、労使ともに反発 | |||||||
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「いっそ李相洙長官が交渉に出てこい」李相洙長官の相次ぐ発言、労使ともに反発
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2007年07月16日17時23分
労組、「李相洙長官の公権力投入は言い訳作り」 労働部の李相洙長官の言葉が『また』問題を起こした。 今日(7月16日)午前、イーランド労使の交渉を前にMBCラジオ『ソン・ソッキの 視線集中』で李相洙(イ・サンス)長官は、「イーランド労使が今日予備交渉を 始める。ここで良い結論が導き出される可能性が高い」とし、「会社側は売り 場占拠座り込みを解除するという前提で、相当な譲歩をする雰囲気を見せてい る」と話したことに対し、労組側は「李相洙長官は未確認の話を吐いた」と強 く反発した。 ニューコア-イーランド一般労組共同闘争本部(ニューコア-イーランド共闘本) は、「労働部の李相洙長官は、公権力投入の言い訳作りの言論プレイをすぐに 中断しろ」とし「イーランド側が労組の要求を全面的に受け入れれば、長官が 言論プレイをしなくても交渉は円満に進められる」と李相洙長官の言葉にいち いち反論した。 李相洙長官は、10日に開かれた労使交渉の前にも「労組は3ヶ月以上の人を全 員正規職にしろという」、「イーランド労使が互いに平和期間を定めて真剣に 対話することにした」など、事実も確認できない話をして「李相洙長官は事態 を解決するどころか、労使の対立をあおっている」という労組の反発を呼んだ。 譲歩案でもないのに『譲歩案』として、
李相洙長官が今日の交渉を前にして、会社側の案を「これ以上外注化せず、す でに行った外注化には請負契約が終る時に前向きに考慮する」と説明し、これ が「相当な譲歩」だと話したことに対し、ニューコア-イーランド共闘本は、 「すでに追加の外注化は労組のストライキと座り込みで阻止されているのに、 『これ以上外注化をしない』というのがなぜ譲歩案なのか」とし「役員と交渉 委員全員に逮捕令状が発行されるなど、拘束と解雇を覚悟したすさまじい闘争 で勝ち取ったことのどこが譲歩案なのか」と反論した。 また「すでに行った外注化は請負契約が終る時に考慮する」と話したことに対 してニューコア-イーランド共闘本は、「外注化を既定事実化しようとしてい る」とし「すでに行われた外注化を全面的に撤回するのが当然なのに、話にな らない内容に言及し、相当な譲歩であるかのように装った。そればかりか、こ れにもさらに『座り込み解除を前提とする』という条件がついている」と会社 側と政府の本心は、座り込み解除だけにあると指摘した。 また李相洙長官が今回の交渉を「予備交渉」と話したことに対して「李相洙長 官は、どうしても本交渉ではないと強調したいようだ」とし、「昨日、会社側 と労働部が言及した『無条件の交渉再開』という言葉は言論用のコメントだっ たのか」と強く反発した。 「いっそ会社側の代わりに李相洙長官が交渉に出てこい」 続いて李相洙長官が「断固たる措置」という表現で公権力投入を暗示したこと について、ニューコア-イーランド共闘本は「とうてい受け入れられない交渉 案を持ってきて、まるで『労働部が仲裁してできたご馳走なのに労組が拒否し たから決裂した』というような世論を造成し、公権力で鎮圧するための名分を 積もうとしている」とし「会社側の立場を代弁し続けながら、公権力投入を云々 するのであれば、いっそイーランド・グループから委任状をもらって労働部長 官が直接交渉テーブルに座れ」と明らかにした。 一方、こうした李相洙長官の相次ぐ発言に対しては、会社側も不満を表わした という。イーランド側は10日の交渉で李相洙長官が「労組と話が終わった」と いう話を聞いて入ったが、労働部では労組側が交渉案に対してきちんと伝えも せず問題になったことがある。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-07-20 02:24:05 / Last modified on 2007-07-20 02:24:06 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |