韓国:帰る時は堂々とした正規職で | |||||||
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「帰る時は堂々とした正規職で」 [インタビュー]ホームエバーサンアム店で会ったホ・ヘギョン組合員 イ・コンマム記者iliberty@jinbo.net / 2007年07月03日17時53分
▲彼女たちの職場のレジは今、座込み場になった。 人間らしく生きるためにレジを占拠した彼女たち 占拠座り込みから4日目、一日に10時間、立ち続けて働いたレジは今寝床 になり、食卓になった。 いつも笑顔で顧客をむかえなければならなかった、トイレも行かず、10時間働 き続けてもやっと75万ウォンを手にするレジ係非正規職労働者は、人間らしく 生きるために自分たちが働いていたレジを占拠した。 ホ・ヘギョン組合員もそこにいた。ホ・ヘギョン組合員はホームエバー始興店 で21か月間働いていた契約職労働者だ。3か月、6か月、12か月と契約を更新し て働いてきた彼女は、再契約前にした4月に面談をしようという管理者の言葉 で事務室に入った。そして彼女には解約という言葉が戻ってきた。彼女はその 日から一週間の時限付き人生を生きて解雇者になった。 2年を越えた非正規職労働者は正規職になれるようにして、非正規職を保護す るために作った法により、彼女は2年が過ぎる3か月前に解雇された。 ▲ホ・ヘギョン組合員 「私が必要で、私が働きたくて始めた仕事です。だから私の状況が良くなって、 もうやめてもいいと思った時に、自分でやめるものでしょう。それなのに一日 で解雇だなんて本当にくやしくてうらめしかったです。わかってみれば、非正 規法のためなんです。そう思うとさらにくやしかったです。非正規職を保護す るために作った法だといいながら!」 座込み場の一角で会ったホ・ヘギョン組合員は「くやしい」と話した。彼女の 解雇は、6月20日にソウル地方労働委員会から『不当解雇』と判定された。 しかしイーランド使用側はびくともしない。 「一人ではありません」 「子供が4人います。子供たちが多かったためか、夫一人が稼ぐ金では生活が できません。それで家から近いホームエバーに就職しました。いくらにもなら ないお金でも、生活費に使えるでしょう。ところが一日で解雇されて失業者に なってしまいました」 偉い人たちは、女性がもっとたくさん働き、仕事と家庭を両立できる多様な政 策を開発すると大げさだ。女性たちは、いつも仕事と家庭を両立させてきた。 夫が稼ぐ金だけでこの凄じい世の中を生きていくのは不可能だ。当然女性たち が働かなければならなかった。だが彼女たちに与えられる仕事は、すべて非正 規職で、低賃金だ。生計の責任がある人々ではなく、生計を補助する女性だか らだった。 だから彼女も75万ウォンにしかならない金でも、生きるためにレジに立った。 そして労働者として生きるためにレジでご飯を食べ、座り込みをしている。 「初めは、ただ私一人のことかと思いました。ところが、私が解雇されてから 1か月後に21か月働いた15人がまた解雇されました。それでこれが私一人だけ の問題ではないなと思いました。1人デモもして、地方労働委員会に申告もし ました。そうしたら不当解雇の判決を受けたんですって。ところが使用側はび くともしません。私たちがどれくらいがんばれるかと見ているようです。がん ばった奴が勝利するというでしょう。最後までやらなければ」 彼女のように解雇された非正規職労働者は、ホームエバーに400人、ニューコア に350人ている。そして数千人の非正規職労働者が解雇の威嚇に苦しんでいる。 「帰る時は堂々とした正規職で」 座り込みが長くなると、問題は食事だ。500人を越える組合員の三度の食事を 解決するのは容易ではない。だが問題はとても簡単に解決した。 「私たちは金持ちの労組ではありません。最初のうちは弁当を食べていました。 これではやっていけません。すると組合員たちが家から食べ物を持ってきはじ めたのです。それらを分け合って食べて、この場を守っています」 座り込み4日目になる今、記者の携帯電話に一通のメッセージが到着した。 「現在、ホームエバーサンアム店に外注チンピラが投入され、座込み場が侵奪 されるおそれ! サンアム店に集結を願う! 4:22pm」 彼女は最後に話した。 「出てくる時は差別される非正規職でしたが、帰る時は堂々とした正規職にな ります。必ず勝利します」 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-07-08 19:16:16 / Last modified on 2007-07-08 19:16:16 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |