韓国:金属労組蔚山支部4時間ストライキ | |
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金属労組蔚山支部4時間ストライキサムソンSDI正門でストライキ集会開催
蔚山労働ニュース
http://www.nodongnews.or.kr / 2007年06月29日15時43分
韓米FTA反対を掲げてストライキに入った金属労組が28日、全国157の事業場で 約11万人の労働者が4時間の部分ストを行った。 蔚山地域は金属労組現代車支部がストライキに突入し、事業部別集会を行った。 蔚山支部の組合員はサムソンSDI正門で開かれた総力闘争決意大会に参加した。 ▲サムソンSDI非正規職解雇労働者が原職復帰の念願を込めた風船を空に飛ばして送っている。 民主労総蔚山本部は28日午後2時30分からサムソンSDI正門で、「韓米FTA無効、 非正規法施行令廃棄、サムソンSDI非正規闘争勝利」のための蔚山労働者決意大 会を開催した。 この日の決意大会には金属労組蔚山支部組合員をはじめ、蔚山地域約千人の労 働者が参加、非正規職労働者を無差別に解雇するサムソン資本を糾弾した。 金属労組蔚山支部に属する13の支会の支会長たちは、発言で「馬鹿保守言論の 弾圧をはね除けてストライキに突入した金属労組組合員がとても誇らしい」と し「このストライキ闘争を死守すれば金属労組を強化でき、今年の臨時団体協議 闘争も勝利できる」と力説した。 民主労総蔚山本部のハ・ブヨン本部長は「幸福都市蔚山作りをするという幸蔚 協に『整理解雇のない幸せな蔚山作り』のために今日の集会に出席するよう要 請したが、1人もこなかった」とし「彼らが追求する幸福都市は労働者の生存 権を踏みにじることにその目的があるということが暴露された」と主張した。 続いて「今日の集会を基点に、サムソン(三星)に民主労組の旗をたてるまで、 力強く闘争しよう」と確認した。 サムソンSDIを解雇され、10年間復職闘争を続けているソン・スグン解雇労働 者は「サムソンを相手に闘争してきたが、今日の集会が一番たくさん人が集まっ た」と感激の表情になった。 ソン・スグン解雇労働者は「10年間孤独で苦しい闘争をしてきたが、今はその 実を結ぶ時になったようだ」とし「サムソンに労働組合を作り、労働者を弾圧 するネズミのような資本を追い出すまで、地域の労働者の連帯闘争が続くことを 希望する」と明らかにした。 ▲ソン・スグン解雇労働者 ▲サムソンSDI社内下請業者のハイビットから解雇された労働者たち サムソンSDIから解雇された社内企業非常対策委とハイビットの労働者も舞台 に上がり、口を揃えて地域の連帯闘争を訴えた。 彼らは「10年前は1万人ほどいた労働者が、今は4千人ほどしか残っていない」 とし「これは労働組合がないための悲しみなので、ぜひサムソンに民主労組を たてなければならない」と強調した。 2時間ほど進められたこの日の決意大会は、サムソンSDIを解雇された労働者の 「原職復帰」「民主労組建設」などの願いが書かれた風船を空にとばし、 サムソンSDIの塀にリボンをつける象徴儀式を最後にすべて終わった。 民主労総蔚山本部は29日の午後3時に蔚山市庁南門で総力闘争決意大会を開催 する予定で、金属労組蔚山支部は6時間ストライキに突入する方針だ。 一方、今回の金属労組のストライキに関して、検察はチョン・ガプドク金属労 組委員長など17人の金属労組指導部に逮捕令状を発行した。現代起亜車は28日 のストライキを押し切った現代車支部役員6人を含み地域委員会、事業部委員 会代表17人の計23人、そして起亜車支部8人を大量告訴した。 これに対して金属労組は「軍事独裁時期にもなかった苛酷な弾圧」と反発し、 「対話を拒否して指導部全員に逮捕令状を発行する盧武鉉政権に対する 全面的な闘争を行う」と明らかにした。(チョン・ギエ記者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-06-30 01:10:41 / Last modified on 2007-06-30 01:10:42 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |