![]() |
韓国:幸蔚協の反労働者的行動、責任を問う | ||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(報告) ・レイバーネットTV ・あるくラジオ(2/23) ・川柳班(投句受付中) ・ブッククラブ(3/20) ・シネクラブ(2/2) ・ねりまの会(1/31) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第98回(2025/1/10) ●〔週刊 本の発見〕第377回(2025/2/13) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2025/2/4) ●川柳「笑い茸」NO.159(2025/1/27) ●フランス発・グローバルニュース番外編(2025/2/2) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第97回(2024/12/30) ●「美術館めぐり」第7回(2025/1/27) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
「幸蔚協の反労働者的な行動、きっちり責任を問う」民主労総蔚山本部、幸蔚協糾弾記者会見を開催
蔚山労働ニュース
www.nodongnews.or.kr / 2007年06月27日15時02分
金属労組の韓米FTA反対ストライキを非難して、実力阻止をはじめた幸福都市 蔚山作り汎市民協議会(以下幸蔚協)という市民団体の会に対して民主労総蔚山 本部が強力に糾弾した。
幸蔚協は6月19日に行った金属労組の韓米FTA反対ストライキを糾弾する記者会 見に続き、20日には金属労組を訪問してストライキ撤回を要求した。 26日の午後には現代車蔚山工場正門に会員を動員し、物理力でストライキ 反対の行動に出るに至った。 こうした幸蔚協の動きに対し、民主労総蔚山本部は「自分たちの利益のために 親資本・反労働的で極右的な行動をはばからない」と深刻な憂慮を表明した。 蔚山本部は26日の午前11時、蔚山商工会議所前で記者会見を開き、「110万蔚山 市民を欺瞞するいんちき市民団体の幸蔚協は、現代車の労働者の人間らしい人生を 破壊し、奴隷状態に戻そうとする陰謀を中断しろ」と要求した。 50人余りの労働者が参加したこの日の記者会見で、蔚山本部は幸蔚協に対して 「商売人の集りである蔚山商工会議所が率先して現代車労組を殺すために作られた 歪んだ企業愛と運動の核心部隊」と主張した。 続いて「大韓商工会議所などの経済5団体の資本家は、破廉恥な報復暴行犯罪 を犯したハンファ・グループのキム・スンヨン会長の救命運動に出ている」と し、「資本家と中小商工人のあらゆる法律違反行為は先頭に立って保護し、労 働者の正当な要求と闘争には市民を動員して反労働者的行為を続けている」と 非難した。
蔚山本部は「表面では共生を掲げ、中では労働者失脚の先頭に立つ蛮行を行う いんちき市民団体の幸蔚協が、継続的な軽挙妄動で労働者の正当な権利を歪曲 するのであれば、必ずこれに相応する対応をする」と警告した。 この日の記者会見の後、労働者たちはイ・トチョル商工会議所会長との面談を 要求して建物に入る過程で、これを防ごうとした職員と一時衝突した。 「韓米FTA賛成・反対の討論を」 蔚山本部のハ・ブヨン本部長をはじめとする市民連帯などの市民団体会員は、 イ・トチョル商工会議所会長と面談して「幸蔚協は、金属労組のFTA反対スト ライキについて、本質は除いて行為だけを話している」とし「FTAの本質的な 問題について討論しよう」と提案した。 ハ・ブヨン本部長は「市民を動員して現代自動車前で集会をするのはとうてい 見過ごせない」とし「FTA締結で労働者が路上に追いやられれば、商工会議所 の看板を下ろせるか」と問いかけた。 市民連帯に所属する会員は「長い間蔚山で市民運動をしてきた市民団体がある が、まるで幸蔚協が市民団体すべての立場であるかのように話している」と指 摘した。 続いて「FTAに関して被害を受ける労働者がストライキをするのに、これを実 力で阻止せず、なぜFTAに賛成するのか討論をしよう」と提案した。 これに対してイ・トチョル商工会議所会長は「商工会議所は、幸蔚協に入って いる一つの団体に過ぎない。代表の権限はない」と責任を回避した。 イ・トチョル会長は「悪く言えば、労組の組織率が何%か」「いくらにもなら ない組織率で蔚山がストライキの都市という汚名を被っている」と主張した。 幸蔚協、現代車本館正門などで集会を開き「ストライキ撤回」を要求 一方、幸蔚協はこの日の午後、現代車本館正門、4工場正門、ミョンチョン正 門で600人を集めて「現代車支部ストライキ撤回」を要求する集会を開いた。 貸切りバスに乗って来た彼らは集会前各正門に集まり、弁当で昼食をすませた 後、午後3時から「現代車地域ストライキ撤回を歓迎する」「われわれは現代 自動車を愛する」等と叫んで現代車支部のストライキ撤回を要求した。 彼らは司会者の連呼でスローガンを繰り返し、一部の記者は彼らに繰り返して スローガンを叫ぶよう要求した。 またミョンチョン正門に集結した集会参加者の一部は工場に入ろうとしてもし た。彼らは「昼食を食べさせてくれて工場も見学させてくれると言われたけれ ど、これは何なのか」と話し、今回の集会がどのように準備されたのかを推察 させた。 ある参加者は現代車支部の幹部に「私が20代のときに銃も持たずに北朝鮮軍と 戦わなければならず、うらめしかった。わけもわからずにここにきて、こんな 場だとわかった... また私がやられた」と訴えた。 集会隊伍の整理のために参加したと思われるある大学生は、集会に参加した理 由を聞かれて「サークルのリーダーと担当教授の要請できただけ。理由は知ら ない」と話した。続いて韓米FTAについての立場を聞くと、「反対だ」と答え た。そこで「金属労組のストライキは韓米FTAに反対するためのもの」と説明 すると、彼はあわてた様子が歴然としていた。 幸蔚協のストライキ反対集会にも現代車支部は28日、29日のストライキを 強行するという立場を明らかにしている。(チョン・ギエ、チョン・ムンギョ記者)
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-06-28 01:43:55 / Last modified on 2007-06-28 01:43:56 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |