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韓国:政府、「反FTAゼネスト、必ず不利益を与える」 | ||||||
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政府、「反FTAゼネスト、必ず不利益を与える」盧大統領に続いて3長官が「政治ストライキはだめ」と批判
キム・サムグォン記者
quanny@jinbo.net / 2007年06月21日15時13分
政府は、反FTAゼネストを予告している金属労組たたきに連日熱を上げている。 盧武鉉大統領は金属労組のゼネストに「厳正対応」を指示した二日後に労働部 など3つの部の長官が19日、「ストライキをすれば相応する不利益がある」と 警告した。 政府、「ゼネスト、零細勤労者の困難を無視する無責任な行動」 李相洙(イ・サンス)(労働)、キム・ソンホ(法務)、キム・ヨンジュ(産業資源) 長官はこの日、合同で対国民談話文を発表し、「政府は今回のゼネストに対し て法と原則により厳正に対処する」とし、「労組執行部はもちろんだが、執行 部でなくても不法ストライキを主導する勢力は、『非寛容の原則』により、必 ずそれに相応する不利益を与える」と脅した。 彼らは「今回のゼネストは最近協力的に変わっている労使関係と、順次回復し ている韓国経済に冷水を浴びせる行為」と非難し、「労使が協力して共生し、 韓国の経済が良くなることを望む国民に大きな失望を与える」と語った。 彼らは今回のストライキの主動力である自動車労組などに対してはいわゆる 「正規職利己主義論」を持ち出した。 李相洙長官たちは談話文で「FTAで最大の恩恵を受けると予想される完成車部門 がストライキをするのは、相対的に勤労条件が悪い零細・協力業者勤労者の 困難を度外視した無責任な行動」と批判した後、「民主労総はゼネスト計画を 即刻撤回するべきだ。組合員たちも正当性がない今回のストライキには参加し てはならない」とストライキ撤回を勧めた。 「反FTAゼネストは政治ストライキで、現行法上明からに不法」 一方、この日、長官たちは盧大統領と同じように「反FTA=政治ストライキ=不法」 という主張を展開した。 彼らは「勤労条件改善と無関係に韓米FTA締結阻止などを目的にするいわゆる 政治ストライキであり、現行法上明らかに不法」とし「今回のストライキは 最近協力的に変わっている労使関係と、次第に回復している韓国の経済に 冷水を浴びせる行為」と金属労組と民主労総を猛非難した。 これに先立ち、19日には盧大統領も国務会議で「FTAを理念的・政治的問題に するのは労組の正当な権利ではない」とし「不法な方法で正当でない政治的主 張をすることは許せない」と許容不可の立場を明らかにしている。 最近、盧大統領をめぐる政治的中立に対する議論が熱い。盧武鉉大統領は就任 後、今まで選管委から政治中立義務違反の警告を4回も受けた。特に最近では 自分自身も「政治的表現の自由がある」と選管委決定に反発し、憲法訴訟まで 準備している。 こうした盧大統領の態度に対してハンナラ党とほとんどのマスコミは十字砲火 を浴びせている。ところが皮肉にも、彼らが盧大統領を批判する時の論理がま さに大統領自身が語る「正当でない政治的主張を不法な方法でしてはならない」 ということだ。 最近の盧大統領を見ると、自分がやればロマンス、他人がやれば不倫、という ロマンスと不倫についての流行語を思い出すのは記者だけなのだろうか。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-06-24 05:54:12 / Last modified on 2007-06-24 05:54:13 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |