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韓国:ニューコア労組手配者、明洞聖堂で座り込みを継続
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「死ぬ覚悟で座り込み、ニューコアは、事態解決を始めろ」

ニューコア労組手配犯人、明洞聖堂で座り込みを継続

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年11月21日14時41分

手配中のニューコア労組パク・ヤンス委員長とニューコア労組ユン・ソンスル 順天支部長が昨日(11月20日)午後1時30分頃から会社の積極的な事態解決の意志 を繰り返し要求して、明洞聖堂でのテント座り込みに突入した。

しかしパク・ヤンス委員長がひざまずいて「われわれにはもう行く所がない」 とテント座り込みを切実に要請したが、聖堂側は「以前の明洞聖堂ではない」 としてテントを張ってから二時間ほど後でこれを強制的に撤去した。以後聖堂 側と労組側が協議し、テントは張り直さず、手配犯人を含む5人だけが明洞聖堂 で座り込みをすることに決めた。

▲明洞聖堂の施設保護要請で警官が入り口を防いだ。/イ・ジョンウォン記者

そのためニューコア労組は今日(11月21日)午前、明洞聖堂前で記者会見を行った。

記者会見も容易ではなかった。明洞聖堂側が警察に施設保護要請をし、警察が 記者会見を妨害したのだ。ニューコア労組が記者会見を始めるために横断幕を 広げると、警官はこれを奪おうとして小競合いになった。

▲ニューコア労組が記者会見のために横断幕を広げようとすると、警官が駆寄って奪おうとした。/イ・ジョンウォン記者

ニューコア労組は記者会見文を通して「一日一日が苦痛の五か月の闘争でも、 『働いている仕事場-自分の席』に帰るという要求は相変らず解決されないでい る」とし「今はニューコア会社側が労働組合の要求に決断しなければと判断し、 これを要求するために拘束を覚悟して座り込みに突入する」と座り込み突入の 理由を明らかにした。

続いて「われわれは事態が解決するまでニューコア店舗打撃闘争を行い、順次 拡大、闘争強度を高め、闘争を行う」とし「これ以上、会社が打撃を受けたく なければ会社は労働組合の要求に対し、前向きの態度で事態解決に積極的な実 践を示せ」と会社側に警告した。

▲警察の妨害で聖堂の内側で記者会見が開かれた。聖母マリアの彫刻の影が記者会見場にかかる。/イ・ジョンウォン記者

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-27 00:35:15 / Last modified on 2007-11-27 00:35:15 Copyright: Default

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