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「死んだ人がいるのに、殺した奴はいないのか」

共対委、 ハジュングン事態の責任者処罰を要求して無期限座り込みに突入

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年08月17日16時27分

イジョンウォン記者

労働社会団体の代表者たちは、故ハジュングン組合員を死に至らしめた国家暴 力に対する大統領の謝罪と警察責任者処罰を要求し、無期限座り込みに入った。

「浦項建設労組ストライキの正しい解決と建設労働者の労働権保障のための共 同対策委員会」は、17日午後1時30分に光化門の開かれた市民公園で、チョジュ ノ民主労総委員長、段炳浩民主労働党議員などの参加で記者会見を開き、△盧 武鉉大統領謝罪、△警察責任者処罰、△建設労働者に対する公安弾圧中断を要 求した。

記者会見が開かれた光化門の開かれた市民公園には、浦項地域建設労組上京闘 争団のうち前日連行されなかった約200人の組合員が集まり、記者会見を見守っ た。

段炳浩議員は、記者会見に参加した取材陣に向かい「ハジュングン組合員が死 んで17日になるが、相変らずマスコミの関心が低い」と話し、「国家権力によ りひとりが死んだという非常に深刻な事件なのに、警察は国科捜の解剖検査の 結果の全てを公開せず、大統領府も何も言わない」と話して関心を訴えた。

故チョンヨンチョル農民の兄、チョンヨンシク氏、「またくやしい死が..『殺人』だ」

特にこの日の記者会見には、昨年警察の暴力で死亡した故チョンヨンチョル農 民の実兄、チョンヨンシク氏が参加して注目を集めた。チョンヨンシク氏は 「弟が死んで大統領が再びこんなことはないと言ったのに、傷がいえる前にま たひとりが殺された。本当に残念だ」とし「とても悔しい。再びこうした場に 来ることはないと思っていたのに、全く同じことがまた起きた。これは『殺人』 だ」と涙声で話した。

昨年警察の盾で殴られて死亡した故チョンヨンチョル農民の兄チョンヨンシク氏/イジョンウォン記者

チョンヨンシク氏は「ハジュングン組合員は私の弟と同じことになった。弟の くやしさを明らかにするために40日もかかったが、ハジュングン組合員が死ん でまた17日も過ぎた」とし「楽に暮せるようにすると言っていた大統領が人を 殺したのに、傍観していていいのか。自分の弟が死んでもそうしていられるか。 このくやしさを必ず明らかにしなければならない」と訴えた。

一方、警察の暴力で浦項地域建設労組組合員家族が流産した事件について、キ ムジヒ民主労総副委員長が声明書を発表した。組合員家族流産事件で民主労総 と民主労働党は女性団体と連係し、共同対策をたてる計画だ。

記者会見を終えた共対委は、座込み場を設置してその場で無期限座り込みに入っ た。座り込み団はチョジュノ民主労総委員長を含み、共対委所属団体代表者約 10人で、共対委、民主労総、民主労働党、労働社会団体などが参加する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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