浦項労働者大会の負傷組合員、容態悪化

チェサンス溶接分会組合員、 臓器損傷で手術

チェイニ記者 flyhigh＠jinbo.net / 2006年08月16日10時32分

9日に浦項で開かれた全国労働者大会で警察が参加者に盾を振り回している。/チャムセサン資料写真

チャムセサン資料写真

ハジュングン浦項地域建設労組組合員が警察の暴力で亡くなってから10日もた たずに、また一人の組合員が致命的な傷を負っていたことが明らかになり、警 察の暴力への問題提起がさらに強まる展望だ。

浦項地域建設労組によれば、9日に浦項東国大病院前で開かれた「烈士精神継 承、警察暴力殺人糾弾全国労働者大会」に出席した組合員のチェサンス氏が深 刻な傷を負って現在治療中だ。

浦項地域建設労組溶接分会のチェサンス組合員はこの日、警官の軍靴と盾で臓 器がひどく損傷したという。当日、病院集中治療室に入院して14日の夜9時頃 に善隣病院に移送、夜中の1時頃まで手術を受けた後、現在は経過を見守っている。

チャムセサン資料写真

チェサンス組合員は手術で脾臓を除去し、現在は浦項善隣病院集中治療室で他 の損傷した臓器と脊椎、折れた肋骨などの治療を受けている状況だ。

警察は9日に全国労働者大会当時浦項製鉄前にデモ行進を試みた参加者を兄山 ロータリーで阻止する過程で放水銃と消火器、盾で無差別に鎮圧し、170余人 に負傷させて取材記者と市民にまで暴行し、問題になった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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