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オリンピック大橋の高空籠城を支持する100人1人デモ

75メートル上空で14日、 最高検察庁前で「労組弾圧中断」

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年09月13日15時58分

建設労組に対する公安弾圧中断を要求して三人の建設労働者が、75メートルの オリンピック大橋で高空籠城を始めてから14日、これを支持する労働社会団体 の活動家100人がリレー1人デモを始めることになった。

彼らは13日午前11時、瑞草洞の大検察庁前で記者会見を開いて、毎日昼の12時 から大検察庁の前で「地域建設労組の正当な労組活動に対する弾圧中断を要求」 するリレー1人デモを始めると発表した。

記者会見に参加した仁川地域建設労組のチョビョンギュ組合員は「一番低いと ころで働いていた建設労働者たちが『労組を作って人間らしく暮したい』とい う一念で、20年近く労働組合活動をしてきた。長いトンネルの末に建設現場を 変えることができるという自信も生まれたが、政府はILOの是正勧告も『内政 干渉』で片付けている」とし、「数十人、数百人を捕まえて弾圧しても、 われわれの戦いを止められない」と話した。

カンムンデ弁護士は「検察捜査の不当性は法理的に見て明らかだ」とし、「団 体協約の締結が『恐喝脅迫』だというのなら、今検察がしている捜査も恐喝脅 迫だ」と一蹴した。また「多段階下請けなど建設現場での多くの矛盾を検察が 知らないはずがないはずなのに、山積した問題を捜査しようとも考えず、逆に 問題を提起した集団をなくすために労組に刃を突きつけている。建設労働者の 組織と団結を恐れて無理な捜査をしているのだ」と指摘した。

全国不安定労働撤廃連帯のヤンギュホン代表、民主化のための教授協議会の金 世均常任議長、全国非正規職連帯会議のオミンギュ企画局長など、記者会見に 参加した人々は、記者会見文で△検察は地域建設労組の正当な活動への弾圧を やめ、ILO勧告案を履行せよ、△拘束された労組幹部を釈放し、手配措置を解 除せよ、△政府は多段階下請けを撤廃して元請使用者性を認めよと要求した。

最初のリレー1人デモを行ったヤンギュホン全国不安定労働撤廃連帯代表

「もっと多く集まって、水道を開いて下さい」

高空籠城中の南揚州支会ホグニョン支会長夫人イギウォン氏

この日の記者会見にはオリンピック大橋の上で14日間高空籠城をしているホグ ニョン京畿道建設産業労組南揚州支会長の夫人、イギウォン氏も参加した。イ ギウォン氏は「夫は前からいつも忙しくて、1ヶ月が以上留守にすることも多 かったが、今は『金品恐喝犯』になって、14日も高空籠城をしている」とし、 「まだ夫が金品恐喝犯とは認めることも理解することもできない」と話した。

イギウォン氏は「夫が高空籠城するときに残したものは、手帳の中に挟まれた 空の通帳2つだった」、「1ヶ月で60万ウォン、それもこの二ヵ月持ってこなかっ た夫が高空籠城をせざるをえないこの現実にとても腹が立つ」とも述べた。

高空籠城者に物品を上げることを渋っていた警察は、昨日の12日に初めて長そ での服を渡すことを許可したという。イギウォン氏はそれもテレビが取材をし ていたからではないかと考えながら「夫の高空籠城で、無力な持たざる人々が どんなに苦しんでいるのか、現実を知らせた」と言う。

「人が人と会って愛するようになれば、どんなことでも水路が開かれるといい ます。この戦いにもさらに多くの人々が集まって、すぐに水路が開かれると思 います」。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-15 06:23:36 / Last modified on 2006-09-15 06:23:37 Copyright: Default

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