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韓国:鉄道公社、3000人外注委託転換計画
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鉄道公社、3000人外注委託転換計画

KTX乗務支部、 「反対に行くだけの外注化政策」

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年08月11日15時03分

政府の対策に反対するだけの鉄道公社

政府が公共部門非正規職総合対策を出すほど、公共部門非正規職問題の深刻性 が社会的に認識されているなか、鉄道公社はむしろ直接雇用契約職労働者を全 面的に外注化する計画をたてていることが明らかになった。

これに対して鉄道公社の外注委託労働者であるKTX乗務支部は「鉄道公社は国 会の非正規職関連法案と政府の公共部門非正規職対策に対抗して反対だけ行く 外注化政策を樹立していた」と強く批判した。

鉄道労組が入手した鉄道公社の「非正規職保護法案関連非正規契約職対策検討 (案)」という題名の文書によると、鉄道公社は7月24日の企画調整本部会議 で常時業務直接雇用契約職労働者を2007年1月1日付で全面外注化することを検 討していたことが明らかになった。この規模は3000人に達するものと見られ、 正規職と同一業務を遂行する駅務、輸送、キップブース、総合案内、ホーム案 内、放送員などすべての直接雇用契約職を外注化するという内容。

非正規職保護法案への能動的な対処ために非正規職をすべて外注委託に

鉄道公社はこの文書で、△非正規職保護法案に能動的対処、△公社人材運営に 関する非正規職運営戦略用意のために案を作り、△類似および正規職補助業務 は外部業者に委託、△独立した業務遂行事業は非正規職運営規模を最小化する ことを基本方向としている。

結局、公共部門非正規職対策、非正規職関連法案など、非正規職を使用する時 は公社が受ける影響が大きくなることが予想され、鉄道公社は政府より一歩先 に、直接雇用する非正規職労働者の数を減らすためにすべて外注委託する計画 を作っていたのだ。KTX乗務員の費用も、直接雇用契約職として雇用するより も外注委託で雇用すると約50万ウォン余計にかかるという。

これは、2004年政府対策樹立当時処遇改善と雇用安定という理由で大規模な構 造調整が進められた状況がそのまま繰り返されるのではないかという労働界の 憂慮につながる。

KTX乗務支部、「もうひとつのKTX乗務員を作る鉄道公社の方針」

KTX乗務支部は「政府が鉄道公社に外注委託を強要した結果、KTX乗務員には差 別と雇用不安、KTXの乗客には安全とサービスの不良を押し付けた」とし「太 るのは鉄道公社退職官僚を主軸とする委託業者経営陣だけだった」と鉄道公社 の外注委託方針を強く批判した。

続いて「李哲鉄道公社社長はKTX乗務員が強制委託を拒否し、全員を整理解雇 するという蛮行を行った」とし「もうひとつのKTX乗務員を量産する鉄道公社 の方針に対抗し、最後まで抵抗する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-08-16 22:32:47 / Last modified on 2006-08-16 22:32:48 Copyright: Default

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