韓国:浦項、19日の決意大会を前に緊張が高揚 | |
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浦項、19日の決意大会を前に緊張が高揚浦項製鉄本社電気遮断、 暗黒の中で座り込みを継続 チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年07月18日20時13分 浦項地域建設労働者による浦項製鉄本社占拠座り込みが六日目になる。 保守マスコミは、浦項製鉄本社を占拠した建設労働者が毎日相当数離脱している と報道している。これは事実と異なり、家に緊急な事情がある組合員や患者を 除く約2500人の組合員のほとんどが座り込みを続けている。浦項製鉄本社の座込 み場は組合員が積み上げたバリケードなどで警察の鎮圧は困難な状態だ。 民主労総慶北本部と建設産業連盟、プラント労組協議会などは18日午前10時、 浦項鉄鋼管理公団内の勤労者総合福祉館で記者会見を開き、ハジュングン組合 員の生命を危険にした警察の暴力を糾弾し、無理な座り込み鎮圧を中断するこ とを要求した。 警察の盾で頭に大怪我をして生命が危いといわれるハジュングン組合員は現在 大邱のドンサン病院からまた浦項東国大病院に移送され、治療を受けているが、 回復の見込みは不透明で緊張を呼んでいる。 16日、決意大会が開かれた浦項製鉄本社前で警官が労働者の進入を遮断している。 浦項製鉄本社、電気、エアコン遮断 一方、17日慶北道の金クァニョン知事とパクスンホ浦項市長が「労組員による 浦項製鉄占拠座り込みは、浦項市への国内外の投資誘致に決定的な打撃を招き、 企業の投資意欲の喪失につながる」という要請文の発表に続き、18日には政府 関係部署長官が「強硬対応」を示唆する談話文を発表した。 浦項地域専門建設協会も18日に記者会見を行い「労組が自主的に解散しなけれ ば交渉しない」という方針を発表し、浦項地域の右翼団体会員約一万人が「浦 項経済活性化汎市民決起大会」を開き「地域経済を亡ぼす不法ストライキを中断 しろ」と要求するなど、建設労働者を固く締めつけている。 浦項製鉄側も17日の報道資料で「建設労組が浦項製鉄本社ビルを不法無断占拠した まま施設を破壊し、会社の重要書類が損壊の危険に直面している」とし、「自 主解散を誘導する最後の方案の一つとして断電・断水およびエアコン中断など を深刻に考慮せざるをえない」と明らかにし、18日の午後1時から、電気を遮 断した。 一日中浦項市内に雨が降る中、浦項製鉄ビルを占拠した労働者たちは暗黒と猛暑 の中で座り込みを続け、警察は浦項製鉄本社に配置された兵力に懐中電灯を支給 しており、今夜にも再び無理な鎮圧が試みられる場合、危険な事態が発生しか ねないと見られる。 ストライキ状況室が用意された浦項鉄鋼管理公団内の勤労者総合福祉館には浦項地域建設労働者の闘争を支援するために光陽、全南東部建設労働者が集まっている。 19日嶺南地域決意大会控えて緊張高揚 このような圧迫の中、浦項製鉄占拠座り込みが強硬に続いているだけに、労働界も 支持に全力を傾けている。 浦項地域建設労組ストライキ状況室が用意されている浦項勤労者総合福祉館に は、19日午後3時に開催される嶺南圏労働者大会に参加するために全南、光陽 から約1500人の全南東部建設労組組合員が到着している。翌日は蔚山プラント、 麗水プラント労組組合員をはじめ貨物連帯も合流し、威力的な闘争をする計画 で、スケジュールを準備する状況室には緊張感が漂っている。 民主労総は19日の嶺南圏労働者大会に続き、22日の午後3時に浦項建設労組闘 争勝利および警察暴力糾弾民主労総決意大会を開催することを緊急に決定し、 「暴力デモ」、「経済不況」、「世論悪化」などに焦点を合わせている一部の 保守マスコミの報道にも積極的に対処する方針をたてた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-07-20 05:33:16 / Last modified on 2006-07-20 05:33:17 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |