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韓国:現代車全州非正規職、現場宿泊全面スト
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現代車全州非正規職、現場宿泊全面スト

事業場死守全面ストライキに入った 現代車全州非正規職

チャムソリ www.cham-sori.net / 2006年07月13日16時45分

「現場で食べ、発泡スチロールを敷いて毎日工場で寝よう。終るまで」

11日午後3時、現代自動車全州非正規職支会のある労働者の言葉だ。2年近く不 法派遣を受けて無応答を続ける会社に向かって「殺気立っている」。現代車の 全州工場トラック、大型中型サッシラインが全面的に滞っていた。

これまで非正規職支会労組は、元請労組との連帯で循環ストライキ、部分スト ライキなどを事業場外で進行してきた。このようにして事業場を離れていると 使用側は課長級以上の管理者を投入して生産ラインを稼動させた。これは非正 規職労組を認めないのに「生産中断」ストライキの効果を最小化させる使用側 の発想に始まっている。

これに対して、現代自動車全州工場非正規職労働者が事業場で宿泊する「独自 全面ストライキ」に突入した。全州工場各事業場下請けの12業者中、11業者が 参加した。1社には労組員がないという。

止めた機械を間の床に座り、ストライキの決意を新たにして、金属労組幹部の 連帯発言に対して闘争を叫び、疲れたからだを横たえる。決意大会が終わって 各業者別に現場死守闘争のための情報交換に入った。

ある非正規職労働者に会って話を聞いてみた。

「ただストライキすればやられません。現場を掌握してここで食べ、発泡スチ ロールの板を敷いて寝るんです。終るまで。現場の全面ストは初めてなんです。 朝、管理者たちと小競合いがありましたが、会社の正門で私たちを入れないよ うにしているのです。結局、衝突して1人が負傷して病院に送られましたが、 後で元請労組と入れました」。

11日の朝にあった話に続いて、何がさびしく、どんな差別を受けているのかを 尋ねた。

「同じように働いているのに、ある人はたくさん稼ぎ、ある人は少ししか支払 われず、1年の年俸は4千万ですが私たちは2千万以下です。倍以上の金額の差 でしょう。また、下請け業者労働者だとばかにされて...正規職にしなければ いけないのに正規職にさせず、不法派遣と判定されてもそのまま静かに放って います」。

続いて「積極的におします、連帯しないとこんなことは(現場ストライキ)でき ません」と、現代車元下請労組の連帯がうまくいっていると説明した。現代車 労組は現在、臨時団体協議の時期で、下請け労組の全面現場死守ストに積極的 に連帯にしている。

だが使用側の無応答と不誠実は380日以上続いている。

「元請と共にストライキをしてきたので放っている。生産ラインだけは中断し ないように会社は気を遣っているようだ。(会社は)ただ放置しているようだ。 お前たちが働こうがどうしようが、改善策もないし...」「解雇理由もいいか げんで幹部をクビにする...」。

去る8日、労働三権保障、解雇者復職を要求して最終期間を通知した非正規職 支会は結局、工場案で食べて寝ることにした。使用側は支会の交渉要求を握り つぶしているという。

これに対して労組の関係者は雇用擬制で後退した雇用義務の政府改悪案が通過 すれば、罰金ですませる処置を憂慮した。また支会労組事務、組織、代議員な どの幹部を解雇したことに、元請蔚山、全州、下請けすべてが責任回避してい る。

むしろ全州工場では、非正規職労組の集会で騒音(?)のために被害を受けたと し、告訴告発をしたという。

朝7時に起床して朝の宣伝戦に出て、8時から現場でストライキをすることにし た。「実際、こうすると一日の日当以上がさらに減る。私もそうだが、組合員 たちもこうすること(全面スト)は見送った」

こうした非正規職のすさまじい叫びに労働団体だけでなく民衆、統一、市民社 会団体、民主労働党が相次いで「即刻交渉に臨め」「解雇者復職問題解決に乗 り出せ」「非正規職差別撤廃」の共同対応に出た。(キムヒョンサン記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-07-20 05:12:00 / Last modified on 2006-07-20 05:12:01 Copyright: Default

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