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「天使ではなく労働者の翼をつけて」

24日、社会福祉労働者たちが 7月全面ストライキ決意大会を開催

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net

10万人の社会福祉労働者うち6万人が非正規職

24日、各地で7月ゼネスト闘争の開始を知らせる公共部門労働者の闘争が進め られた。午後1時30分、乙支路フリョノン公園では社会福祉労働者が集まり 「社会の公共性強化と社会福祉労働者3大要求争奪のための決意大会」を開い た。この日の集会には、病院、学校、保育、社会福祉施設、自活支援施設など で社会福祉関連の仕事をする労働者約300人が参加した。

社会福祉労働者は04年を基準として週平均46.9時間の長時間労働をしているが、 月平均賃金は正規職で147万ウォン、非正規職の場合88万に終わっている。 また社会福祉で働く労働者10万人のうち6万人が非正規職労働者だ。

長時間労働、賃金未払いに苦しめられる社会福祉労働者

集会の参加者は、社会福祉予算現実化と福祉労働者処遇改善と書かれたプラカー ドを振って、公共連盟が準備している7月ゼネスト闘争に力強く結合し、共に 声をあげることを宣言した。

公共連盟のクォンスジョン副委員長は激励辞で「天使のような仕事をしている と称賛される社会福祉労働者は、劣悪な労働環境と長時間労働、賃金未払いな どで苦しんでいる」とし、「彼らに付けられた天使の翼を果敢に捨て、労働者 の翼を付けなおし、7月ゼネストで社会福祉労働者の労働基本権を絶対に勝ち 取る」と大声を上げた。

各部門の労働者からの闘争発言も続いた。イキュソン韓国自活支援機関労組副 委員長は「政府では、予算投入にみあう成果がないので予算を削減するとし、 保健福祉部が恣意的に作った基準で評価するという」とし、「成果による予算 の差別支給で自活する国民を疲弊させるのではなく、もっと多くの公共性を確 保しなければならない」と明らかにした。

ソウル大病院労組介護人分会のチョンクムジャ分会長は「2008年から老人療養 保険が実施されるというが、ヨルリンウリ党もハンナラ党も、その上民主労働 党が出した案でさえ、それを担当する介護人労働者の労働基本権に言及してい ない」と伝え、「特殊雇用労働者として介護人労働者の労働基本権が確保され るまで力強く闘争する」と述べた。

社会福祉労働者の要求を書いた薬玉を割る象徴儀式。

「構造を変えるために7月全面ストで」

集会の参加者は闘争宣言文で「社会福祉という美名の下に強行される殺人的な 労働強度と低賃金構造改善のために、われわれは今ここに立った」とし、「正 規職を直接雇用非正規職に、非正規職を民間委託にして、労働組合を抹殺しよ うとする政府を強力に批判する」と社会福祉労働者の闘争の開始を宣言した。

集会の後、乙支路フリョノン公園に集まった約1000人の公共連盟所属労働者は、 公共連盟7月ゼネスト決意大会の本大会を行うために清渓広場までデモ行進を した。

公共連盟7月ゼネスト決意大会本大会に参加するために清渓広場にデモ行進を始めた。

2006年06月24日16時00分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-06-28 05:51:13 / Last modified on 2006-06-28 05:51:13 Copyright: Default

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