韓国:鉄道労組が順法闘争に突入 | |
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鉄道労組の順法闘争で貨物列車の70%が運行を中断鉄道労組、 「公社が交渉拒否、懲戒だけなら闘争程度をさらに高める」 イコンマム記者 iliberty@jinbo.net 規定の通りに働いて列車の運行が中断 鉄道労組が29日、『鉄道公社の交渉拒否と大量懲戒の脅迫を撤回させるための 1次順法闘争』に突入した。そのため現在作業を拒否している一般列車車両組 合員の他に機関士、運輸、施設・電気など、全職種の鉄道労働者が鉄道公社が 用意した規則を正確に守る順法闘争に参加している。 鉄道労働者は、鉄道公社が安全な作業のために用意した規則を正確に守ったこ とで、貨物運送列車の場合70%以上の運行が中断された。これはこれまで鉄道 労働者が列車の定時運転と安全運行のために個人の危険を甘受して作業をして きたということを示すものだ。 鉄道労組によれば、ソウル、釜山などの一般列車車両支部組合員の作業拒否が 5日目に入り、九老車両をはじめとする電車整備組合員も29日の午前9時から全 面的な作業拒否を開始、30日からはカヤ、大邱の組合員も作業拒否に入る予定 だ。また4月1日には全国施設幹部会議で、夜間作業拒否を宣言する予定だ。 組合員が順法闘争に突入したことで、公社側は運休列車の数を増やしている。 鉄道組合員が順法闘争を始めたため、鉄道公社はほとんどの列車を運休させた。(水原呉峯基地)/鉄道労組 現場復帰20日以上交渉を回避するばかりの鉄道公社 鉄道労組は「公社が交渉を拒否し、非人間的な懲戒を続ければ、闘争の程度を さらに高める」と明らかにしている状況だ。現在、公社側は3月4日に鉄道労組 が全面ストを中断して現場に復帰したにもかかわらず、20日以上も誠実な交渉 をしていない。 特に車両組合員の作業拒否が続いているのは、26日の車両組合員と車両本部長 が組合員を懲戒しないと暫定的に合意したのに、公社はこれを無視して組合員 を大量に職位解除させたため、これに対する組合員の反発が続いているためだ。 これに対して車両組合員は「組合員全員の職位解除まで覚悟する」という決意 で作業拒否を行っている。 順法闘争をしている鉄道組合員(スセク地区)/鉄道労組 一方、16日に中央労働委は、仲裁裁定で鉄道労組の争議を終わらせようとした。 だが、中央労働委の仲裁裁定は手続き上、問題が多いばかりか、重要な争点だっ た鉄道の公共性とKTX女性乗務員の正規職化、解雇者復職などの問題には仲裁 もできないと宣言し、鉄道労使の交渉をさらに難しくさせてしまった。鉄道公 社が仲裁裁定により、交渉に誠実に臨もうとしないからだ。 これに鉄道労組は31日の定期代議員大会を経て、4月には闘争程度を一段階高 めるものと見られる。 鉄道労組順法闘争職種別行動指針 2006年03月29日17時19分 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-03-29 23:47:28 / Last modified on 2006-05-20 05:15:47 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |