[総決起21:10]「連行者釈放」を要求して座り込みデモ続く
連行者20数人に達するか
チョ・スビン、ラ・ウニョン、イ・ユノン、イ・ジョンウォン記者/
2006年12月06日16時20分
動画(WindowsMedia)
「憤怒は続く(1) 3次民衆総決起、大学路から乙支路まで」
動画(WindowsMedia)
「憤怒は続く(2) 3次民衆総決起、明洞での対峙」
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「連行者の釈放要求を黙殺して強制鎮圧」
警察の強制鎮圧で連行者が増えている。警察は明洞中央路での鎮圧で、さらに
十数人の集会参加者を連行したことが把握された。これで今日集会での連行者
は20数人まで増えるものと見られる。
現在、警察は明洞中央路を封じ込めていて、約150人の集会参加者余は相変ら
ず「連行者釈放」を要求して警察と対峙している。また、明洞聖堂の前での
キャンドル文化祭を終えた集会参加者がデモ隊に合流し、共に連座デモを続け
ている。この日の警察の鎮圧で集団殴打された人は、民主労働党党員の
ノ・某(53才)氏で、現在はペク病院応急室に送られ、治療を受けている。
午後7時のキャンドル文化祭が開かれている時、一部の労働者が連行者釈放の
ために闘争をせず、文化祭を行うことに抗議し、小競り合いが起きた。これら
の労働者は小競り合いがあった場所に座り込んで「連行者を釈放しろ」という
シュプレヒコールをあげた。
司会者は「彼らの問題提起を受け入れる」とし「指導部が拘束手配を甘受して
戦いに出ている。これに従って連行者が釈放されるまでキャンドル文化祭を
死守しよう」という言葉で状況を仲裁した。
[総決起20:30]「連行者釈放」を要求して警察と対峙
警察、座り込み参加者を強制鎮圧...集団殴打
午後8時30分頃、明洞の入口で座り込みをしていた大会参加者たちはロッテ
デパートの前まで進み、再び4車線を占拠して連行者の釈放を要求した。だ
がすぐに警察が投入されて鎮圧を始め、大会参加者を明洞中央路ハナ銀行前
まで押し出した。
特にこの過程では警察と大会参加者の間で激しい衝突発生し、身元が不明な
集会参加者1人が警察に集団殴打された。現在、警察は明洞中央路を封じ込
めており、150人あまりの集会参加者は相変らず「連行者釈放」を要求して
警察と対峙している。
[総決起19:30]連行者釈放を要求して、明洞入口で座り込み進行中
明洞聖堂ではキャンドル集会が始まった。キャンドル集会の参加者たちは
「韓米FTAを中断しろ」と声を高め、ロウソクの火を持った。
しかしまだ連行者が釈放されていないことに抗議し、民主労総ソウル本部を
はじめとする韓米FTAソウル組織委の参加者はまた明洞入口で座り込みを始
めた。彼らは「連行者を釈放しろ」とし、警察の暴力連行に強く抗議している。
[総決起18:30]「韓米FTA強行政権を容赦しない」
労働者約700人が明洞ミリオレ後方で警察と対峙、10数人連行
警察との衝突過程で強制連行された集会参加者の消息が続々と伝えられてい
る。韓米FTA阻止汎国民運動本部が把握した結果、21人が連行され、多数の
負傷者も発生したという。連行された人々は金川4人、西部に8人が分散収容
されている。
6時現在、約700人の労働者が明洞ミリオレ後方で警察と対峙している。
乙支路3街から集まった労働者、農民、学生、社会団体会員は、明洞聖堂に入
ろうとしたが警察が進入を阻止したため、二群に分かれた。労働者700人は、
「韓米FTAを強行する盧武鉉政権糾弾」を叫んで警察と対峙しており、約2000人の
農民が明洞中央道から、明洞聖堂に移動している。
労働者たちがミリオレ後方で止ると、警察は暴力的に集会隊伍を解散させよう
と試みた。しかし労働者たちは「進む」と言って警察と衝突を続けている。
6時50分現在、警察と対峙していた労働者たちは、7時のキャンドル集会に合流
するために後に下がろうとしたが、この時警察は集会参加者を手当たり次第に
連行しはじめた。この過程で10数人が連行された。これに対して集会参加者は、
「連行者を釈放しろ」と叫びながら、警察と対峙している。
農民は明洞中央から明洞聖堂に入った。
[総決起17:00]「絶対多数の国民が韓米FTAに反対している」
3次総決起を終えた参加者がソウル市内各地で奇襲デモ中
本大会を終えて散った集会参加者は奇襲的にソウルの随所に集まって
「韓米FTA中断」を叫びデモ行進をしている。
4時50分頃、約3000人の労働者が東大門運動場前で奇襲デモを行っている。
5時頃には約2000人の農民が忠武路大韓劇場前で奇襲デモをしている。
東大門運動場斗山タワー前の車線をすべて占拠して乙支路方向にデモ行進を始
めた労働者たちは「韓米FTA交渉即時中断」の声を高めている。5時10分現在、
労働者たちは乙支路5街で「非正規法案源泉無効!」、「BSE牛肉反対」を叫ん
で座り込みをしている。彼らはデモ行進を続けている。
また、忠武路大韓劇場前で奇襲デモをしている農民たちは、「政府が合法的な
集会まで禁止したのでやむを得ず、市民の不便を甘受して韓米FTAの実状を伝
えようと町角に立った」とし「国民の手で韓米FTAを中断させよう」と訴えた。
韓米FTAソウル組織委の約2千人も南大門市場前で4車線を占拠してデモ行進を
行った。
一方、それぞれに散開してデモ行進をした農民、学生、労働者たちは、乙支路
3街の交差点で集結した後、デモ行進を続けている。彼らは忠武路から乙支路
方向の片道3車線を占拠してデモ行進を行っており、「韓米FTA反対」のスロー
ガンにあわせてウェーブなどのパフォーマンスをしている。参加者たちは南山
の韓屋マウル方向にデモ行進を続けている。
ソウル各地で奇襲デモをしている労働者、農民などの集会参加者は、この後
明洞聖堂に集まりキャンドル集会を開く予定だ。
[総決起16:30]「われわれは居きるために街角に立った」
3次民衆総決起集会を終えた参加者たちが事後大会のために移動中
「われわれは
すでに勝利した」
3次民衆総決起は、警察と政権の弾圧にもかかわらず約1万人の参加者を集め
て成功的に進められた。1万余人の参加者は「狂った牛が押し寄せる」、
「韓米FTA粉砕」と叫んで、喚声で本大会を始めた。集会の参加者たちは
「絶対多数の国民が韓米FTAに反対している」とし、勝利を確信した。
闘争発言に立ったチョ・ジュノ民主労総委員長は「非正規職の涙を拭うとい
う政権がハンナラ党と野合して、850万非正規職の胸にナイフを立てた」
とし、非正規法案かっぱらい通過を強力に非難した。
続いてムン・ギョンシク全国農民会総連盟議長は「韓国の一握りにもならな
い財閥が歴史以来最大の利益を出している。だが農民は農家負債で自殺し、
非正規職労働者は悲嘆に暮れている」とし、「労働者、農民にとって輸出が
伸びることに何の意味があるのか。座して死のうと、闘って死のうと同じだ。
われわれは死なないために街頭に立った」と声を上げた。
3次民衆総決起本大会は短く太く進められた。4時30分頃に集会を終わらせた
参加者たちは事後大会のために散開し、移動している。
一方、集会が終わるるとすぐに警察は「不法集会」として解散を要求した。
これに対して農民たちが強く抗議した後、「もっと多くの市民と会いに行こ
う」として散った。
[総決起16:00]「偽りと脅迫だけの政権」
1万人が集まり大学路で3次民衆総決起進行中
6日午後4時現在、3次民衆総決起が行われているが、これに先立ち2時から
「非正規職拡散法かっぱらい糾弾! BSE牛肉輸入中断要求盧武鉉政権審判
民主労働党決意大会」が大学路で進められた。
この日集まった約1万人の参席者は、△非正規職労働者の権利を無視したヨルリン
ウリ党とハンナラ党の野合糾弾、△大統領の拒否権行使、国会の再改正要求、
△韓米FTA交渉などを内容とする決議文を採択した。
民主労働党は決議文で「盧武鉉大統領は就任の始めから今まで『再信任を問う』
など、国民に対して脅迫と偽りを続けてきた」とし「コメ開放で農村を没落さ
せ、非正規職を量産して解雇する悪法を強引に通過させ、経済発展を語りつつ、
経済災害を作り出す韓米FTA交渉を国民の同意なく強行処理している」と語った。
「盧武鉉政権は集示法政権」
ムン・ソンヒョン民主労働党代表は開会の言葉で「盧武鉉は集示法のために
大統領になった。ヨルリンウリ党は集示法のために多数党になった。だから
それこそ集示法政権といっても言い過ぎではない」とし、「ところが今では
われわれ民衆の血で勝ち取った集会・デモの自由を抑圧している」と声を高
めた。この日の民主労働党決意大会は許可された集会で、警察は民主労働党
党員でなければ出席を許さないという方針を出した。これに伴い、党員証を
検査するという話まであったが、そうした兆しは見られなかった。
韓米FTA国会特別委議員のシム・サンジョン民主労働党議員は「韓米FTA 5次
交渉は、韓米FTA交渉当局者の派手な牛肉パーティーで始まった」とし、
「今回の5次交渉は牛肉検疫基準緩和など、米国の全方向的な脅迫の中で
盧武鉉政権は米国の脅迫を恐れて、屈辱的な交渉を進めている」と糾弾した。
シム・サンジョン議員は「韓米FTAで民衆を崖っぷちに追い立てていること、
屈辱交渉が進行していること、盧武鉉政権は今真実を話さなければならない」
とし「交渉を続ければ、国民は牛肉の処分と共に盧武鉉政権廃棄も要求する
ことになる」と警告した。
1、2次民衆総決起の後、盧武鉉政府が「これ以上寛容はない」とした談話に
ついてシム・サンジョン議員は、「居直りだ」と断言、「さらに我慢をして
寛容を施す者は国民だ」とし、ファッショ政権だと指摘した。
「戦争同盟の韓米同盟を切り崩そう」
一方、民主労働党決意大会が開かれる直前に韓米FTA阻止ソウル組織委は、
約1000人を集めて、ソウル地域総決起決意大会を開いた。
この席でイ・ジェヨン民主労総ソウル本部首席副委員長は「1500万の労働者
が座してやられるのか」とし「この責任を腐りきった政権に問うために、わ
れわれは3次総決起を成功的に進行しなければならない」と訴えた。
続いてチョン・ヨンソプ社会進歩連帯労働局長は現在、国会でまた議論され
る予定のイラク派兵延長案とレバノン、アフガニスタンへの派兵に対して
「誰のための派兵か」とし、「テロとの戦争で平和がくるどころか、民衆を
戦争恐怖と不平等、貧困に追いやった」と指摘し、「民衆の平和を作るには
戦争同盟である韓米同盟を切り崩さなければならない」と声を上げた。
原文(チャムセサン)
翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容(仮訳)に従います。
Created byStaff.
Created on 2006-12-07 02:15:38 / Last modified on 2006-12-07 12:24:36 Copyright:
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